韓国の住宅事情
3月のお題でもあります『韓国の住宅事情』について、お伝えしたいと思います。
まず、韓国に家のタイプですが、最近一番多いのが
‘アパート’と呼ばれる15階前後の高層マンションで、
現在もたくさん建設されています。
(韓国にいらっしゃった方は、空港からソウルに向かう道でよくみかけられたと思います)
住宅を利用するには、購入する場合と賃貸する方法がありますが、
賃貸の場合、『チョンセ』と呼ばれる契約時にまとまった保証金(チョンセ)を払い
家主と契約期間を定めて契約が切れる時に全額返金してもらえる制度と、
『ウォルセ』と呼ばれる日本でいう月々の家賃制度があります。
ウォルセだけというところは少なく、やはり一定の保証金を払ってから月々の家賃を払うということが多いです。
以前銀行の金利が高かった時代はチョンセだけというところがかなり多かったのですが、
銀行の金利が低くなるにつれて、最近はチョンセ+ウォルセというところが
多くなってきています。
私も韓国に来てからチョンセという制度に感動して、これはいい制度だと思っていたのですが、
たまにその保証金を返してもらえないケースもたまにあり、
また韓国では不動産の高騰を狙う不動産投資を兼ねたマイホームを買うケースも多いので、
お金があれば韓国では家を買ったほうがいいのかなと思ってしまいます。
ソウル内でも場所によってかなり土地代、家賃などに差があり、
最近はソウルより緑が多くかつ出勤時間も1時間〜1時間半の
ソウル近郊にマイホーム(アパートが主流)を購入して生活する人が、
かなり多くなってきました。
日本と同じように、韓国でもマイホームの夢は大きいようです。
筆者
韓国特派員
なかしまかずえ
1997年から韓国に在住。皆さんと共有したいソウルでの楽しい情報を、まったりとお届けします。
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