ワールドカップスタジアムのキャンピング場

公開日 : 2002年06月28日
最終更新 :

 そろそろ閉幕のワールドカップですが、ワールドカップの熱気はこの夏も健在でしょう。花火大会が終わってしまうとさびしいように、ワールドカップも夏祭りさながらです。応援ファッションは普段着でも楽しみ、人々は何とかしてこの祭りを続けられないかと必死です。ソウルのスタジアムも決勝進出をかけたゲーム以来、すっかり人気スポットになっています。 スタジアムのある蘭芝島(ナンジド)はもともとごみ処理場でした。ソウルのごみを一手に引き受け、埋め立てた結果、島ができたのです。ハンガン(漢江)沿いのハイウェイを走ると以前はごみの悪臭が漂ったものですが、今ではサッカーの大熱狂とともにその記憶さえも忘れ去られた感があります。 スタジアム見学もいいけれど、ちょっと変わった旅をしたい人には蘭芝(ナンジ)キャンピング場がおすすめです。ソウル中心部にも地下鉄で30分ほどで出られて、しかも1泊15000ウオン(1500円)という安さです。安宿を求めて旅するバックパッカ−たちに大人気で、世界中の国から来た人たちでにぎわっています。  シャワー場や洗濯場、野外テーブル、調理室、コンビニ、トイレなどの施設もあり、不便はありません。毛布などの貸し出しもあります。散歩道やバレーボール・バスケットボール場、バトミントン場などの体育施設や自転車道路などもあるので、ハンガン(漢江)の景色を楽しみながら連泊する家族も多いようです。環境的にはとても森林浴を楽しむような自然は望めませんが、ソウル観光をしながら一風変わった宿泊という意味では楽しめます。 「蘭芝(ナンジ)キャンピング場」 交通アクセス:地下鉄6号線ワールドカップ競技場駅より徒歩15分。問い合わせ:02-3780-0881

蘭芝(ナンジ)キャンピング場すでにこういうテントが建っているので、好きなところに野営できるというわけにはいかない。ただ非常に気楽な安宿感覚で泊まれる。女性の一人旅は多少不安。

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