紅葉は10月中旬が見ごろ
カテゴリー:天気・気候・気温 投稿日:2000年9月28日
東北の雪岳山の紅葉は来月中旬が見ごろというニュースがありました。どうも今秋の紅葉は例年より1週間ほど早くなるようです。うれしいのは色合いも期待できるそう。9月に入って、台風の影響で気温がぐっと低くなり、一日の気温の差が大きくなり、紅葉の色合いもよくなるということ。
たしかにこのところの気候は昼間は青空が広がり、太陽がぎらぎら照りつけるのですが、夜にはぐっと冷え込み、オンドルを使って床をあたためる家も多いようです。
紅葉といえば、南の内蔵山(ネジャンサン)と北の雪岳(ソルアク)山。
まず色づくのは雪岳(ソルアク)山。26日ごろから紅葉が始まり、来月15日ごろに見ごろになります。
内蔵山(ネジャンサン)は来月15日ごろから色づき始め、11月初めに山全体が色づくそうです。
どちらも高速バスで行けますので、一泊してくるのはいかがでしょう。ホテルよりも現地の民泊(ミンパク)がおすすめです。安くて、ホームステイ気分が味わえます。たいていバスの停留所などに交渉のおばさんが出てきていますから、ついて行って見ましょう。
では、ソウルの紅葉は、北漢(プッカンサン)山が10月12日〜10月25日の見ごろと発表がありましたので、だいたいその頃です。北漢(プッカンサン)山はソウルの北側に屏風のようにそびえる山。たしかに登山もいいのですが、岩山なので紅葉はいまいちというのが個人的な感想です。
むしろ、景福宮(キョンボックン)などの王宮公園や大学のキャンパスがおすすめです。ソウルの街には市庁向かい側をはじめ、「落ち葉を残して紅葉を楽しむ道」というのがいくつか設けられます。焼き栗でも買って、散歩してみてください。
梨花女子大学キャンパスの紅葉(昨年撮影)
大きなイチョウの木がたくさんあって、
黄色いじゅうたんを作ります。