韓国伝統「ムーダン(巫堂)」文化が体験できる演劇、「オグ」

公開日 : 1998年06月21日
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ソウル中心、徳寿宮(トクスグン)の裏手には、貞洞(チョンドン)劇場があります。ちょうど徳寿宮の左脇の路地を入って5分。この小道はソウルでも有名な昔からある散歩道です。王宮をぐるりと囲んだ石の塀に沿って続くこの道を、韓国の人は「トルダムキル」と呼んでいます。韓国語で「トル」は石、「ダム」は塀、「キル」は道を意味します。タクシーに乗って「徳寿宮(トクスグン)トルダムキル、カジュセヨ!(行ってください)」と言えば、喜んで連れていってくれるでしょう。ソウル市民ならこの小道に特別の思いがあるようです。タクシーの運転手の思い出話が飛び出すかも知れません。大都会ソウルにあって伝統的な風情あふれる「トルダムキル」をのんびり歩いて、貞洞(チョンドン)劇場に行きましょう。6月17日から7月末まで「オグ」という演劇が上演されています。「オグ」とは「オグクッ」という伝統的なシャーマンの踊りから取ったもの。韓国では「ムーダン(巫堂)」と呼ばれる人が死者の霊を慰める踊りを踊ります。今も、厄払いや家内安全を祈願するためにムーダン(巫堂)を頼る人は多いようです。この演劇は97年に一度上演され、人気を呼んだ話題作です。今回はカンプジャという韓国きってのベテラン女優が主役をつとめることで注目されています。韓国語が分からない外国人も楽しめる演劇。開演時間:平日19時30分、土日15時、18時30分(7月223日は休み)料金:S席3万ウォン、A席2万ウォン問い合わせ:773−8960(日本語可)

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