「伊達いわな」おいしさ実感プレミアム試食会に行ってきました
こんばんは。
先日、ホテルメトロポリタン仙台で行われた「伊達いわな」の試食会に行ってきたので紹介します。
「伊達いわな」とは?
河川の上流域(源流域)に生息するサケ・マスの仲間のイワナ。このイワナの養殖に日本で初めて成功したのが宮城県で、全雌三倍体イワナの作出技術を確立し、震災後、全雌三倍体イワナ種苗の量産技術開発に着手。平成25年に、800g以上の全雌三倍体イワナを「伊達いわな」と命名、平成26年に出荷が開始されました。
通常のイワナは産卵期に身質低下、成長停滞し、食用不可の時期があるようですが、伊達いわなは卵をぬるま湯に浸けてショックを与え、卵をもたないイワナになり、卵に栄養をとられないため年中品質が均一のおいしいイワナになるそうです。
イワナというと塩焼きのイメージしかなかったので(100~150g)、体重800g以上(体長約50cm)の伊達いわなの大きさにビックリでした~!
洋食にも合う「伊達いわな」
試食会のメニューは和洋コース4品で、まずは洋の前菜。
伊達いわなと季節野菜のテリーヌ仕立て
ベビーリーフ飾り ワサビ風味のヴィネグレットソース
初めて食べる伊達いわな。こんなにオシャレな洋食で出てくるとは!
伊達いわなは肉厚でしたが、とてもやわらかくてヴィネグレットソースとよく合う1品。
生でも美味しい「伊達いわな」
続いては和の御造り。
伊達いわな食べ比べ 切りだし 藁焼き 湯引きしゃぶ
醤油 藻塩 菊酢
秋らしい盛りつけもすてき。
驚いたのが、クセがないこと! ほどよい脂ののりと甘みが口に広がり、魚が苦手な方でも食べられるのではないかと思います。調理法によって食感の違いが楽しめ、湯引きしゃぶはしまった感じがありつつ、とろける感じが1番強かったです。
加熱してもパサつかない「伊達いわな」
3品目は和の進肴。
伊達いわな揚煮 かぶらみぞれ仕立て
生雲丹 あられ餅 芋がら 振り柚子
加熱するとどうなのかなあと思いましたが、しっとりやわらかな伊達いわな。身がしっかりしているので、焼いたりゆでたりしても身が崩れず、調理もしやすいようです。
無限の可能性を感じる「伊達いわな」
最後は和の食事。
伊達いわな味比べ 握り寿司 炙り寿司
仙台芹椀
きれいな桜色の伊達いわな。握りの赤酢(?)にもよく合い、炙りは口の中で旨みが広がりました。
生でも加熱してもおいしい伊達いわな。和でも洋でもおいしかったですが、中華でもおいしいのではないかと思います。
「伊達いわな」はどこで食べられる?
スーパーなどでは販売しておらず、飲食店や旅館などで提供されています。伊達いわなが生産されている黒川郡大和町や栗原市栗駒はもちろん、仙台市内でも食べることができるので、仙台にお越しの際はぜひ食べてみてください!
仙台市内の提供店を一部紹介すると、うなぎ竹亭、米とぶどう、蔵の庄 花京院店などなど......。通年食べられるようですが、絶対食べたい!という方は、問い合わせのうえ、来店されるのがいいと思います。要予約の提供店もありますのでご注意ください。
くわしくは、リビング仙台のウェブサイトを確認してくださいね。
⇒ 【伊達いわな提供店】趣向を凝らしたメニューをお店で!
筆者
宮城特派員
yumi
仙台在住の美味しいものと旅行が好きな主婦です。仙台七夕まつりが好きで、何度か七夕飾りの作成ボランティアに参加。
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