シリーズ「シアトルで朝ご飯を食べよう」④ベーカリー編その1(『Macrina Bakery』)
皆さんにとって、定番の朝ご飯は何でしょうか。ご飯にお味噌汁、納豆も魅力的ですが、普段の私はコーヒーとパンで1日を始めることが多いです。
そんな私にとってうれしいことに、シアトルにはすてきなベーカリーがたくさんあります。
今日はそのなかでも「シアトル市民御用達」とも言っても過言ではない、「Macrina Bakery(マクリナ・ベーカリー)」を紹介します。
マクリナ・ベーカリーは1993年に創業。いまも店舗が残るベルタウン地区に、小さなお店を構えたのが始まりです。
現在ではシアトルを中心に5店舗を構え、市内のスーパーにはマクリナ・ベーカリーの商品を取り扱っていることもあるなど、市民に愛され、しっかりと根付いているベーカリーです。
地元紙などでも「シアトルのベストベーカリー」のひとつとしてよく取り上げられ、2014年にはオンラインメディア・BuzzFeedで「世界のベーカリー25選」のひとつにも選ばれました。
バゲットやベーグル、サンドイッチなどの食事系のパンから、マフィンやスコーンなどの甘いペイストリーなど豊富な種類が店頭に並んでおり、何にするか迷ってしまいます。
パンの大きさはアメリカンサイズなので、いくつも買えないのが悩ましいところ。
ケーキやタルト、クッキーなどの焼き菓子や、数週間ごとに入れ替わるランチメニューもあり、いつ行っても楽しむことができます。
個人的なお気に入りは、「モーニング・ロール(Morning Roll)」。
「ロール」ということで、渦巻き状になったこちらのパンにはバニラシュガーがまぶされており、生地を噛みしめると砂糖のじょりっとした食感のあとに、じわっと甘さが伝わってきて、思わず顔がほころびそうになります。
▲モーニング・ロール
看板商品のひとつです
きつね色に焼かれた、コロンとした見た目がいかにもおいしそうですよね。
朝からしっかり甘ーいものが食べたい方には、こちらのオレンジ・ヘーゼルナッツ・ピンウィール(Orange Hazelnut Pinwheel)がおすすめです。
▲オレンジ・ヘーゼルナッツ・ピンウィール
「ピンウィール」とはかざぐるまのこと。オレンジ風味のシロップで艶出しされたクロワッサン生地に、ローストされたヘーゼルナッツがトッピングされています。
アメリカらしく、かなり甘い!ので、コーヒーと一緒に楽しんでください。
オレンジとヘーゼルナッツのありそうでなかった組み合わせが秀逸です。
私の最近の朝食は、こちらのチョコレート・ピーカン・バブカ(Chocolate Pecan Babka)です。
▲チョコレート・ピーカン・バブカ
「バブカ」とは、チョコレートが練り込まれたローフ状のパンです。本来は祝日に食べる特別なものだったとか。
チョコレートがきれいなマーブル模様を描いています。
ブリオッシュ風の生地はふわっとリッチでそのままでも十分おいしいですが、チョコレートが加わることで、さらに満足度の高い一品となっています。
ピーカンナッツもいいアクセントです。
今回は一部しか紹介できませんでしたが、マクリナ・ベーカリーはいろんなパンを扱っているので、また随時レポートしたいと思います!
以上、「シアトルで朝ご飯を食べよう」④ベーカリー編をお届けしました。
シアトルのベーカリーといえばここ!と言っても過言でないような有名店です。
ぜひ、のぞいてみてください。
■Macrina Bakery (ベルタウン店)
・住所: 2408 First Avenue Seattle, WA 98121
・営業時間: 7:00~17:00
・定休日: なし
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