ボーイング100周年記念でオープンしたアヴィエーション・パビリオン

公開日 : 2016年07月15日
最終更新 :
筆者 : Eko

1916年7月15日創立、今年で100周年のボーイング社では、今週末にかけて系列の航空博物館で記念式典を執り行います。その記念に合わせてオープンしたアヴィエーション・パビリオンに行ってきました。

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こちらの写真は本館からのスカイブリッジからパビリオンを眺めたところです。今まで屋外で保管されていた昔の旅客機などが何機も展示されている特大スペースなので、少し離れたところから見ないと全体像がよくわからないほどです。

でも、その前に。

この日はオープン日ということで、子供向けのイベントがありました。パビリオン前の歩道を飾り立ててお祝いしようというもので、歴代ボーイング機の図柄で半畳分ぐらいの大きさのステンシルが10種類ほども用意され、絵の具で色付けしていく企画でした。

一緒に行った下の子が選んだのは大統領専用機、エアフォース・ワン。

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好きな色の絵の具をもらって色付けしていきます。

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完成。私の好みの色合いとは違いますが、親子で楽しめたので良しとしましょう。

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少し乾いたらステンシルを外してくれるというので、このままにしてパビリオンへ。スペースシャトルのシミュレーターがあるスペースギャラリーの中を通過して行きます。

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こちらは展示の見取り図。

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でも、その見取り図が気にならなくなるほど圧巻のスペースに機体がズラリ。

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昔の郵便用の飛行機や、

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もちろん戦闘機もありました。

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大型の旅客機は中に入ることができます。

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コンコルド。入ってみたかったけれど長い行列ができていたので、またの機会に。

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フェデックスの機体は断面が見えるようになっていて、入って荷物を出し入れして遊ぶことができました。

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小さな子供が空港ごっこを楽しめるスペースもあります。

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この日はたまたまなのか外国から来ている家族連れも多く、様々な国の言葉を喋る子供達、ちゃんと順番を決めて用意されている小さなスーツケースを運びまわり、役になった気満々で、ずいぶん楽しそうに遊んでいました。

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ところでこのパビリオンの奥の一角に、フードトラックのようなこしらえのセルフサービスのカフェがあります。

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あまりガッツリ食べたくなかったので、子供と同じ、キッズメニューのグリルチーズ・サンドをチョイス。

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こういう簡易な雰囲気の店では、フワフワのサンドイッチパンで鉄板グリルで作ることが多いのが、ここのはパニーニメーカーを使っていて、パンそのものも美味しくて嬉しいビックリでした。

今度行ったら、ちゃんとしたパニーニを頼んでみようと思います。

午前中に彩色したステンシルはきれいに乾いて、こんな風になっていました。

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水彩なので雨が降れば消えてしまいますが、楽しいイベントでした。

この赤い社屋から始まったボーイング社。

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初めてシアトルに来た頃は飛行機好きの人向けという印象が拭えませんでしたが、今はファミリー向けのアトラクションやイベントも数多く催されています。私自身、航空関係は詳しくないのに行くとワクワクします。ぜひ一度、足を運んでみてください。

航空博物館(The Museum of Flight)

住所:9404 East Marginal Way South, Seattle, WA 98108

TEL:(206) 764-5700

開館時間:毎日開館・9:00〜17:00

入館料:大人 $21 シニア(65歳以上) $18 子供(5〜17歳) $13 4歳以下無料

    毎月第1木曜日の17:00〜23:00は無料

*日本語オーディオガイドが$5で利用できます。チケットをお求めの際にお尋ねください

*シアトル・ダウンタウンからはメトロバス124番に乗り、Museum of Flightで下車してください

*ダウンタウン以外からおいでの方はメトロ・トリッププランナーでご確認ください

ツアーでいらっしゃりたい方はこちらのリンクから

シアトルを隔てて反対側にあるボーイング工場見学も合わせて体験できます!

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