[お題]酋長と消防士の像
今月のもう1つのお題に頂いた「スタチュー/像」。
キャピトルヒル地区のジミ・ヘンドリックス、バラード地区のトロール、パイクプレース・マーケットのレイチェルなど、シアトルにはランドマークになっている「像」がたくさんありますが、今回はシアトル発祥の地パイオニア・スクエアのものをご紹介させていただきます。
◆ シアトル酋長の胸像 ◆
1850年代にヨーロッパ系白人開拓者達がこの地にたどり着いた時にドワミッシュ族とスクワミッシュ族の2部族を率いていた酋長で、「シアトル」の名前の由来になった人です。本来の発音は多少違ったようで、また文字を持たなかったために表記の仕方にも様々な説があり、開拓者が発音出来る一番近い音と、それに合わせた表記とで今の「Seattle」ということに落ち着きました。
この胸像は1909年のユーコン・ゴールドラッシュの時期に、パイオニアスクエアのシンボルであるガラス屋根のパーゴラと同時期に、当時の有名彫刻家James Wehnの手によって作られました。
下の部分にある噴水は後に修復されているそうですが、胸像部分は1909年に作られた時のままだそうです。
◆ Seattle Fallen Firefighter's Memorial ◆
1995年に起きたインターナショナル地区/チャイナタウンの火災がきっかけになり、その時に命を落とした消防士達だけでなく、1889年に消防隊が結成されて以来の殉職消防士を慰霊するために建立されました。パイオニア・スクエアから通りを1つ入ったオキシデンタル・スクエアにあり、毎年10月には式典が催されます。
パイオニア・スクエアご訪問の折りには、どうぞお寄りになってみて下さい。
(12月お題"スタチュー/像")
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