ライド・ザ・ダック観光の大事故と運休につきまして
今日、シアトル時間の午前１１時過ぎ、以前の記事「シアトルの街を水陸から」でご紹介した水陸両用車「ライド・ザ・ダック」が貸切バスに衝突し、死者4名、重軽傷者51名にのぼる大惨事になりました。
現場はシアトルのダウンタウンとワシントン大学を結ぶ99号線のAurora橋の上です。
貸切バスにはノース・シアトル大学の留学生プログラムで３日前に到着した留学生と付き添いのスタッフが乗っており、今日はセーフコ球場で過ごす予定だったそうです。
こちらのブログを読んで下さる方のなかには、ノースの学生だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
留学生プログラムは6カ国から参加して来ているという事でしたので、言葉が自由に通じない環境でさぞ心細いだろうと思います。
事故にあったバスに乗っていたのは大多数が中国からの学生さん達だったそうです。
大学側からそれぞれの自宅へ連絡を取っているそうですが、参加者のご両親はさぞご心配なことでしょう。
亡くなった４人全員、また怪我人の大半がバスの乗客だったそうですが、衝突の衝撃で窓ガラスも何もないダックから道へ飛び出した人もいたそうです。
ダックがなぜ一瞬の無謀走行をしたのかはまだ判明していませんが、Aurora橋は現場検証と調査のため、少なくとも明日の午前中までは通行止めになる予定です。
ライド・ザ・ダックでは運行を中止し、予約券については払い戻しを始めました。
約２０年続く人気アトラクションですが、今後はどうなるのか、また分かりましたらその都度こちらでご連絡させて頂きます。
今はただ亡くなった方々のご冥福と、お怪我をなさった方々のご回復をお祈りしています。
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