子供たちのValentine's Day

公開日 : 2014年02月15日
最終更新 :
筆者 : Eko

アメリカのバレンタインデーは日本と違い、男性が大切な女性に贈り物をする日。

こういう買い物が苦手で後回しにする人も多いのか、夕方にかけて仕事帰りらしい男性の買い物客がやたらと目立つ日でもあります。

滑り込みのやっつけ仕事で買って帰って大丈夫かなと、ひとごとながら心配になったり(笑)

でも最近は日本の「友チョコ」みたいな感じで、男女の別に関係なく大切な人にカードやプレゼントを贈る日というのも定着しつつあります。

幼稚園の年少さんにあたるプリスクールから小学校まではそんな感じでクラスでギフト交換があることが多く、公平にするために持ってくる来ないは自由、持ってくるのならクラス全員分を用意してくださいと、先生からお達しがあります。

大抵の子が持参するようですが、いくら日本と比べて少人数制とはいえ上限の24人は必ずいますから、揃えるといっても大変。

そのためにスーパーやディスカウントストアではクリスマスが終わると専用コーナーを設けて小さなギフトをたくさん売っています。

nuigurumi.JPG

こちらはうちの最寄りの地元スーパー、フレッドマイヤーの特設コーナーですが、こんなぬいぐるみを贈るのは特別な相手。

この反対側の棚にはクラスで交換用の小さなグリーティングカードのセットが売られていて、クラスメート同士ならそれに小さな個包装のチョコレートを付けて交換し合うのが普通です。

card.JPG

カードによって一箱16枚〜32枚、大きめの名刺ぐらいのサイズのカードが入っています。

値段は安いものは一箱1ドルから、チョコや小さな玩具、文房具など、一緒に渡すものがセットになっていると5〜6ドルしたりもします。

上の写真をクリックすると少し大きな写真が開きますが、ありとあらゆるキャラクターのものがあるので子供に選ばせると目移りしまくりです。

気にしない子は全く気にせず自分の好きなキャラのカードを選びますが、気にする子は女の子用と男の子用の2セット揃えたり。

すると32枚入りのだと何十枚も余りが出るのに来年はもう使いたがりませんから、たとえ2〜3ドルのものでも私はそういう買い方は嫌い。

なので、うちの子は男女両方にウケがいいものを選ぶようになりました。

etch_art.JPG

今年のチョイスはこちら、動物テーマで付いている木筆で上塗りの黒い塗料をひっかいて剥がし、下の色を浮き出させるカードです。

あて名を書いてキットカットを添えました。

このキットカットもバレンタイン用、長さが大人の人差し指ぐらいの小さなもので、あて名が書けるようになっています。

KitKat.JPG

ですからこれだけでもいいんですが、やっぱり見栄えがいいのでカードも付ける子が多いようです。

小さなギフトバッグにお菓子を詰めたのを配る子もいますが、うちの子の学校ではそういうのは珍しいですね。

先生によっては少し時間をとってバレンタイン・パーティをしてくれることもあり、人数分のクッキーやカップケーキなど、持って来られる人はぜひお願いしますと保護者に手紙がきます。

手作りお菓子を受け付ける場合もありますが、最近はアレルギーの心配から、材料全てが明記してある市販の物をと言われる事が多くなりました。

私に手伝わせて自分で焼いたものを持って行こうと思っていた子供はガッカリしていましたが、いのちに関わるアレルギーのある子もいますし、注意しないといけない理由を話して聞かせました。

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