紙の芸術展
現在リーヒサーリ博物館で、日本人アーティスト二人による「紙の芸術展」が開かれています。
フィンランド日本外交関係樹立100周年を祝って企画されました。
外交関係樹立100周年と新元号を記念した2人の共同制作「令和シリーズ」が来場者を迎えます。
千葉県出身の造花デザイナー佐藤祐子さん。
和紙などを使用した和モダンなコサージュや髪飾りをデザイン、製作されています。
数年前からフィンランド人ファッションデザイナー、ユッカ・リンタラ氏(Jukka Rintala)が、そのハンドメイドのペーパーコサージュの繊細な美しさに魅了され、ドレスの装飾に使用するなどのコラボレーションも注目されています。
そして金沢市出身の襖(ふすま)絵師、島田由子さん。
墨で表現した上に箔を施した作品はフィンランドの家の白い壁や間接照明にもよく馴染みそうです。
日本特有の「ふすま」はこちらでは初めて目にした人も多く、来場客にとても不思議がられています。ふすまを体験できるスペースもあり、何度も開け閉めして出たり入ったりしている人もいます。
紙の芸術展、リーヒサーリ博物館一階奥のギャラリーで9月1日まで開催中です。
襖絵師の島田由子さん(写真左) 造花デザイナー佐藤祐子さん(写真右)
お二人の作品はこちらに詳しく紹介されています。
造花デザイナー 佐藤祐子 千代田造花株式会社(Chiyoda Artificial Flower Co.Ltd)
襖絵師 島田由子
※写真は許諾を得て掲載しています。
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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