元は牧師館 住宅街の奥、教育施設にあるホテル&ホステル 1 (ホテル編) 

公開日 : 2018年12月29日
最終更新 :

元は牧師館だったという変わった歴史をもつホテルとホステルを紹介します。

教育機関サヴォンリンナ・クリスティッリネン・オピスト(Savonlinnan kristillinen opisto)にある宿泊施設です。

サヴォンリンナのバスターミナルから3番バスで約20分、住宅街を抜けた奥にあります。

SKO hotel&hostel.jpg

この地には昔は牧師館がありました。

夏は緑が、冬は真っ白な雪景色が美しい静かな場所にあります。

こちらが昔は牧師館だったというホテル・ヴァンハ パッピラ(Hotelli Wanha Pappila)、優しいクラシックピンクの2階建ての建物です。

SKO wanha pappila.JPG

ドアを開けるとアットホームな玄関スペース、廊下がまっすぐ談話室につながっています。

SKO wanha pappila entrance.JPG

部屋数14、ベッド数30、ほとんどがツインですが、シングルやファミリールームもあります。部屋をのぞいてみましょう。

全室シャワー、トイレ付、ほとんどの部屋に冷房が付いています。(2部屋のみ冷房のない部屋があります。夏季、気になる方は事前に確認をお勧めします。)

SKO wanha pappila twin.JPG

一階にはこのようなスペースがあり、くつろげます。

SKO wanha pappila living.JPG

一階、二階それぞれに共同キッチンが付いています。コーヒーメーカー、湯沸かし、電子レンジ、冷蔵庫が揃っています。戸棚を開くと食器やフォークも入っています。棚にあるコーヒーなどは自由に使用できます。こんなちょっとしたサービスが旅行中は助かります。

SKO pappila2Fkitchen.JPG

2階には子供の遊び場スぺースがあります。壁に描かれた絵は地元の芸術高校の学生さんたちの手によるものです。

SKO leikkitila1.JPG

2017年に数か月かけて内装工事が行われ、味のある古さを残しつつシンプルで機能的なホテルになりました。車椅子をご利用の方は外からスロープで直接入れる部屋があり、バスルームとキッチンが部屋のすぐ隣に設置されています。

サウナは敷地内の少し離れた場所にあり、時間予約制となっています。

これらの建物とは別の白い建物が本館、チェックイン、チェックアウト、サウナの予約などはこちらでします。料金に含まれる朝食もこちらの食堂です。

SKO front.JPG

駅やバスターミナルのある中心から離れていることだけは不便かもしれません。3番バスPihlajaniemi方面行で約20分、3,30ユーロ〈約430円〉

宿泊の際は食べ物飲み物、必要なものは中心で調達してから移動されることをお勧めします。(宿泊場所から最も近いスーパーマーケットは1km)

料金は季節によって変わりますが、例えばツインで9月~5月が80ユーロ、6月~8月が100ユーロ(7月6日~8月4日はオペラ祭期間中のため130ユーロ)とリーズナブルです。

ホステルについては『元は牧師館 住宅街の奥にあるホテル&ホステル2(ホステル編)』で。

ホテル ヴァンハ パッピラ (Hotelli Wanha Pappila)

Opistokatu 1, 57600 Savonlinna

※情報はすべて2018年12月現在のものです。

筆者

フィンランド特派員

ラサネン千景

フィンランド、サヴォンリンナ在住です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。