飲み終わったら小銭に交換!旅行中でも簡単にエコに協力

公開日 : 2018年09月24日
最終更新 :

旅行中、スーパーや駅などで飲み物を買うことがあると思います。

『飲み終わったペットボトルや缶はその辺にポイっとせずにゴミ箱へ』というのは当たり前ですが、フィンランド旅行中はもう一つ手間をかけて環境に良い方法で捨てませんか?

「空き容器返却機」に返して、小銭に交換しましょう!

例えば、こんな炭酸飲料やビールの缶には「0,15€」と書いてありますが、これは缶を返すと0,15ユーロ(15センチ、約20円)戻りますよ、という意味です。

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写真右の0,5リットル入りのペットボトルは0,20ユーロ、左の小さい方は0,10ユーロ

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1,5リットルのペットボトルだと0,40ユーロ(40センチ、約50円)も戻ります。

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返却コーナーはスーパーマーケットの入り口付近に設置してあることが多いです。

「Pullopalautus」とか「Pullonpalautus」と書いてあり、こんな感じの機械です。

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この機械に底を向こう側にして、容器を入れます。複数ある場合は順番に入れてください。

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容器を入れると画面に金額が出ます。

すべて入れ終わったらボタンを押すと、金額が印刷されたレシートが出てきます。

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このレシートをレジに持っていくと、現金で受け取ることも、買い物した金額から引いてもらうこともできます。

購入したお店と返却するお店が違っても構いません。例えばヘルシンキでミネラルウォーターのペットボトルを買って電車に乗り、サヴォンリンナのスーパーマーケットで空になったペットボトルを返却、小銭に交換することができます。

スーパーマーケットならどこでも設置してあります。

旅行中にもこんな小さな行動でエコに協力できます。自分にも小銭が戻ってくるので一石二鳥ですね。

旅行される皆様、フィンランドの美しい環境を守るためにもご協力を、お願いします!

筆者

フィンランド特派員

ラサネン千景

フィンランド、サヴォンリンナ在住です。

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