町の真ん中で島へ渡ろう、散歩途中にレットゥはいかが?
サヴォンリンナは大小の島々をつなげて形成されています。町の真ん中に宿泊していても、お手軽にその地形を実感できる散歩道があります。
サヴォンリンナ駅からスパホテルカシノ(Spa hotel Casino)に向かって橋を渡ります。
橋を渡ると左にホテルカシノ、右手にはレストラン・ヴァンハカシノ(Wanha Kasino)、サヴォンリンナホール(Savonlinnasali)があります。
その間を通り抜けると駐車場があるので、横切るようにまっすぐ進みます。すると小道の入り口があります。特に案内が出ていないので「行っていいのかな?」と不安になりますが、大丈夫です。
こんな小道を歩いていくと二つ目の橋
湖の真ん中にいるのが実感できます。
そして三つ目の橋
渡ると木々の向こうに薄いピンク色の建物が見えます。ここは夏のみ営業しているレットゥカフェ・カッリオリンナ(Lettukahvila Kalliolinna)
レットゥとはフィンランド風のクレープです。チーズやバジルを入れて軽食にも、ジャム、生クリーム、チョコレートソースで甘いおやつにも。トッピングは自由に選べます。(レットゥ、トッピング三種類、コーヒーで約8ユーロ)
お天気が良ければ、テラス席や庭のテーブルでどうぞ。
駅からカフェまでは景色を見ながらゆっくり歩いて15分ほどです。地図で見るとこんなルートです。
この辺りは1896年にスパが造られて以降、スパ療養の地として栄えた歴史があります。現在はカフェとして使われる、この建物「カッリオリンナ」も1899年に療養に来る人たちのヴィラ(宿泊施設)として建てられました。当時、この島にはいくつものヴィラがありましたが、現在ではカッリオリンナを残すのみです。
カフェの奥には散歩道が続いており、ぐるっとのんびり一周しても30分程で戻ってこられます。
旅行中の運動不足解消のお散歩に、朝のジョギングコースに最高です。
あ、小銭入れを忘れずに。
Lettukahvila Kalliolinna
Sulosaari, Savonlinna
8月19日まで毎日10時~19時営業 (2018年)
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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