北海道「道の駅るもい」でみつけた留萌グルメ「数の子ドッグ」

公開日 : 2022年06月29日
最終更新 :

おいしい魚が食べたくなり、札幌から"日帰りでアクセス可能な魚屋さん"を探していて目に留まったのが日本海オロロンライン。
その日本海オロロンラインにあるまだ新しい「道の駅るもい」が気になり、行ってみました。

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CONTENTS

オロロンラインの町、留萌市

留萌市は、北海道の日本海側、札幌からは車で約2時間で行ける町です。
ご存じの方も多いかもしれませんが、数の子の生産が日本一、ニシンと数の子の町としてもよく知られています。
ここ最近では、数の子とチーズで作った「カズチー」が人気北海道土産として有名になりましたが、そのカズチーが生まれたのも留萌市です。

札幌から車でアクセスする場合は、道央自動車道と深川・留萌自動車道経由のほうが短時間ですが、個人的には日本海に沿って走る日本海オロロンライン経由の景観を楽しみながら行くルートがおすすめです。
これからの季節、海を感じながら走る夏のオロロンラインは、ドライブに最高です。

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2020年7月にオープン「道の駅るもい」

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Roadside Station RUMOI

「道の駅るもい」は、「るしんふれ愛パーク」(船場公園)が2020年7月に道の駅として登録、オープン。
「るしんふれ愛パーク」(船場公園)には、広々とした芝生公園やパークゴルフ場、ドッグランがあり、とても開放的!

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広い芝生公園。ひょうたんの丘の奥にはパークゴルフ場とドッグランが。/A park with a Park Golf course and a dog run

そして、2022年4月に「道の駅るもい」の新たな施設として「ちゃいるも」というアンテナショップやカフェ、子供を対象にした全天候型「遊戯ひろば」がある施設がオープンしました。
遊戯施設(子供ひとり100円/1時間30分)では、多くの子どもが家族に付き添われ、さまざまな遊具で元気に遊んでいます。

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"Chairumo", one of the facilities of Roadside Station RUMOI, and "Challenge Shops" that serve local groumet

また、「ちゃいるも」建物前には「チャレンジショップ」として留萌のローカルグルメを販売するお店(むさし家・ぷろぺら・鈴木かまぼこ店・北海道良水 道の駅店/2022年6月現在)が並び、「ちゃいるも」内の「ルモカフェ」スイーツとともに、留萌グルメを楽しめます。

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そして「るしんふれ愛パーク」管理棟には、24時間トイレはもちろん、「観光コンシェルジュ」があり、留萌管内の町の見どころ情報・マップがコンパクトに収められたパンフレット「ススメ」シリーズや、留萌管内を超えて同じ日本海オロロンラインでつながる豊富町や稚内市、利尻町・礼文町の観光マップも入手できます。
留萌は北海道第2の都市、旭川に近く、駐車場の車を見ると旭川圏内から訪れる人を中心に、週末にはお昼近くにもなると、多くの人が訪れていました。

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留萌土産もオロロンライン土産も!「おみやげ処 お勝手屋萌」

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チョークアートが印象的なアンテナショップ「お勝手屋萌」道の駅店

「るしんふれ愛パーク」の新たな道の駅施設「ちゃいるも」にある「留萌おみやげ処 お勝手屋萌」の道の駅店。
留萌エリアの特産品アンテナショップで、おいしそうな留萌エリアの特産品からオリジナルグッズまで、魅力的な数々のアイテムがそろっています。
数の子や水産加工品がおいしい留萌エリアですが、そのほかにもおすすめの商品バリエーションが豊富です。

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留萌産小麦「ルルロッソ」の生パスタやつけ麺

2011年の発売当初は、まだルルロッソの小麦栽培面積が少なく、とても希少な商品だったルルロッソの生パスタ。
もちもち感ある麺の存在感から、ボロネーゼにぴったりなパスタです(ルルロッソの由来は、アイヌ語のルルモッペ=留萌と夕日で有名な留萌の夕日の赤=ロッソからつきました)。
お勝手屋萌では、留萌エリアの小平町産牛肉で作ったボロネーゼソースも並んで販売しています。

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北海道で大ブームを巻き起こした「カズチー」発祥の地留萌。シリーズにはホタチーとエビチーも。
そして今回、改めて知ったのが留萌エリアの果樹栽培について。
道南の七飯町や後志エリアの仁木町・余市町など、北海道でも比較的暖かい地域の果樹栽培にばかり目がいっていましたが、思いのほか留萌エリアの増毛町には果樹園が多くあり、リンゴ・サクランボ・ブドウ・プラム・モモ・ナシなど、たくさんの種類の果樹を栽培しているそう。

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お勝手屋萌では、リンゴジュース・洋なしジュース・ぶどうジュースなどの果樹製品を購入できます。
そして留萌市のゆるキャラ、かずの子がモチーフになった「KAZUMOちゃん」オリジナルグッズもペンやメモ帳からマスコットキーホルダーなどのラインアップが豊富なのでこちらもチェックしてみてください。

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特産品であの景観を再現!「留萌数の子ドッグ」@ぷろぺら

\t■おみやげ処 お勝手屋 萌 道の駅店住所: 北海道留萌市船場町2丁目 道の駅るもい ちゃいるも1階営業時間: 9:00~17:00定休日: 年末年始TEL: 0164-42-6010URL(道の駅るもい): https://www.michinoeki-rumoi.info/アクセス:札幌より車で道央自動車道・深川留萌自動車道経由で約2時間     旭川より車で深川留萌自動車道経由で約1時間30分
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One of the fast food stands "Rumoi Café PROPELLER" at Road Station RUMOI

道の駅るもいができて初めて訪れたなか、食べてみたい魅力的なフードがいろいろありましたが、最も印象的だったのが、るもいカフェ「ぷろぺら」の「留萌数の子ドッグ」(710円・税込)です。
北海道広しといっても、そしてニシンや数の子製品を特産にする町も留萌だけではありませんが、数の子とパンを組み合わせた商品を見たことがありません。
さっそく、「留萌数の子ドッグ」を。

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Rumoi local specialty, Rumoi Kazunoko Hot Dog with herring roe seasoned with tartar sauce

地元「留萌」を意識して作ったというホットドッグは、特産品の数の子はもちろん、パンは留萌エリア産の小麦「ルルロッソ」を使っているそう。
手に持って食べやすいラッピングです。
タルタルソースで味付けされ、数の子を贅沢にあしらった数の子ドッグは、パンがふわふわ、ふかふか。
数の子とタルタルソースの相性がよく、ふかふかパンにもよく合います。

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そしてお店の方によると、単に特産品を使っているだけではなく、留萌の観光名所、「黄金岬」から見える奇岩(カンラン石玄武岩柱状節理)に打ち寄せる波をイメージしたそう!
実際に黄金岬へ行きましたが、波間に見える奇岩のイメージぴったりです。
おそらくここだけの味、留萌ならではの「数の子ドッグ」、ぜひ食べてみてください。

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Seasoned rice ball with scallop from Rumoi Café PROPELLER

「ぷろぺら」には、ハンバーガー(600円)やルルロッソパスタ(660円/小平黒毛和牛バーグトッピングは920円)、ソフトクリーム(410円)など、ほかにもおいしそうなフードやドリンクがあるのですが、つい気になって食べたのは、「ホタテ炊込おむすび」(320円)。

留萌エリア沿岸は、ホタテ稚貝も有名です。留萌エリアの小平町産ゆめぴりかと小平町産ホタテ稚貝のおむすびで、やさしい味ですがホタテのゆで汁を使った炊き込みご飯ということで、磯の香りがするホタテ炊き込みおむすびでした。

「ぷろぺら」は、特に観光オンシーズンは営業終了時刻を過ぎた時間帯や定休日でも営業することが多いので、留萌へ行った際は立ち寄ってみてください。

\tるもいカフェ【ぷろぺら】住所:道の駅るもい(北海道留萌市船場町2丁目)営業時間:11:00~16:00営業期間(2022年):10月中旬まで定休日:金曜日Instagram:https://www.instagram.com/rumoi_cafe/

札幌-留萌ドライブは、このあと、「神威岩温泉」(かむいわおんせん)で湯浴みし札幌へ戻りました。
初めて訪れた「道の駅るもい」でしたが、日帰りドライブでは、興味があったものをまだまだ食べきれなかったので、次回はスイーツ系もトライしたいと思います。

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\t【道の駅るもい】(るしんふれ愛パーク/ちゃいるも)住所:北海道留萌市船場町2丁目TEL(るしんふれ愛パーク管理棟):0164-43-1501URL:https://www.michinoeki-rumoi.info/アクセス:札幌より車で道央自動車道・深川留萌自動車道経由で約2時間     旭川より車で深川留萌自動車道経由で約1時間30分

参考サイト

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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