北海道に再び「アイスの季節」がやってきました

公開日 : 2022年05月29日
最終更新 :
P1200108.jpg

北海道にもようやく暖かい、暑いと思える気温の季節がやってきました。
最近では、さまざまなメディアなどでも取り上げられ「道産子は真冬に暖かい部屋でアイスクリームを食べる」という習慣が全国的に知られるようになりましたが、一方で、春先は最も寒さを感じやすい季節なので、個人的には一番アイスを食べない季節のような気がしています。
そして2022年は真冬の寒さと雪の多さから想像できないほど、春が暖かく、5月も例年になく暖かい日が多いため、アイスの季節もいつもより早く復活!
今回は、最近気になったソフトクリームを紹介します。

CONTENTS

北海道の定番、セコマアイス「北海道メロンソフト」

P5290007.jpg
Hokkaido Melon soft serve ice cream of Secoma

5月下旬、毎年、必ず話題になる"夕張メロンの初競り"がニュースになっていました。
話題になるのは、初競りの落札額です。
2玉数百万円で落札される夕張メロンのニュースが聞こえてくると、個人的には同時に思い出すのがメロンのアイスです。
メロンの出荷が始まるこの時期、北海道を中心に展開するコンビニエンスストア「セイコーマート」では、「北海道メロンフェア」を実施します。

赤肉の北海道メロン果汁を使った商品が10種類以上あり、お店に入ると、入口近くに「北海道メロンのクリームソーダ」が並んでいたりします。
なかでもおすすめは「北海道メロンソフト」(199円・税込)。
北海道では、赤肉メロン好き、青肉メロン好きに分かれることがあり、赤肉メロンの濃厚な香りが苦手という人も意外にいます。

ところが、北海道メロンソフトは、赤肉メロンの味や風味を感じられつつ、ほどよいバランスのため、どなたも食べやすいと思うのです。
ほかに「北海道メロンアイスクリーム」や「北海道メロンモナカ」もありますが、「北海道メロンソフト」や「北海道メロンモナカ」はセコマの通信販売では購入できないので、北海道へお越しの際は、ぜひ1度ご賞味ください。
また、セイコーマートは北海道全域に展開しているので、間違いなく購入できるのもうれしいポイントです。

セイコーマート

大通公園3丁目売店の「さっぽろ大通公園とうきびモナカ」

P_20220523_124830.jpg
Sapporo Odori Park Tokibi Monaka, that is a corn taste ice cream sandwiched by crisp wefers

こちらが今、一番気になっているアイス「さっぽろ大通公園とうきびモナカ」(200円)。
大通公園といえば、焼とうきび、ゆでとうきびを販売する「とうきびワゴン」が有名ですが、その「とうきびワゴン」が味を監修したアイスモナカだそう。
そして作っているのは北海道長沼町にある人気アイスクリーム店「長沼あいす」。

実は私はまだ食べておらず、とうきびワゴンの焼とうきびが大好きな家族が食べてとてもおいしかったとのことで、先を越されてしまった気になるアイスです。
味はというと、一般のアイスモナカはアイスクリームがけっこうかためだと思うのですが、こちらのとうきびモナカはアイスクリームがやわらかめで食べやすいそう。
また、他メーカーのとうきび(とうもろこし)アイスよりもとうきび感が強めでおいしいそうです。

「さっぽろ大通公園とうきびモナカ」は、大通公園3丁目のとうきびワゴン横にある"売店"で販売しています。
とうきびワゴンには、冷凍設備がないので、販売は売店(店舗)です。
なお、とうきびモナカは1個200円ですが、3個まとめて買うと540円だそうです。
お誘いあわせのうえ、大通公園が誇るとうきび味のアイスモナカをご賞味ください。

さっぽろ大通公園とうきびモナカ

販売場所
大通公園3丁目売店(札幌市中央区大通西3丁目)

やさしい焼きいも味!ゆにガーデンの「由栗いもソフト」(由仁町)

P5180373.jpg
Yukkuri-imo soft serve ice cream at Yuni Garden in Yuni Town, Hokkaido

札幌から車で50分ほどのところにある由仁町へ行きました。
そこで立ち寄った「ゆにガーデン」のカフェテリアバジルで食べたゆにガーデンオリジナルの「由栗いもソフト」(バニラミックス・380円)です。

広大なイギリス式庭園で知られる「ゆにガーデン」では、これまでに「リナリアソフト」や「プルーンソフト」「ブルーベリーソフト」など、北海道産や"ゆにガーデン"産の原料にこだわったソフトクリームを販売してきました。
そして現在は、由仁町と栗山町で栽培する"さつまいも"「由栗いも」(ゆっくりいも)のソフトクリームを販売しています。
「由栗いも」は紅あずまですが、本州で栽培する紅あずまに比べると、北海道の寒暖の差がある気候で栽培するため甘みが増すそうです。

由栗いものソフトクリームは、やさしいさつまいもの味、焼きいものような風味で、思ったよりすっきりした味です。
このとき、喉が渇いていたこともあり、甘すぎることを懸念してバニラと由栗いものミックスソフトにしたのですが、ほどよい上品な甘さでした。
次回は100%由栗いも(400円)で楽しみたいと思います。

ここ数年でブランド化された「由栗いも」は、由仁町を中心にさまざまな料理やスイーツに加工されていますが、ソフトクリームでいただけるのは、今のところこちらだけのようです。
ゆにガーデンオリジナルの「由栗いもソフト」は、夏にもおいしいソフトクリームです。

由栗いもソフト

販売場所
ゆにガーデン カフェテリア「バジル」(北海道夕張郡由仁町伏見134-2)
ゆにガーデンURL
https://yuni-garden.co.jp/

札幌・川下公園の期間限定「梅ソフト」

P5250244.jpg
Ume soft serve, that tastes Japanese apricot

写真は、平岡公園の梅まつりで毎年販売される「梅ソフトクリーム」(350円)。
甘酸っぱい梅の風味がさわやかで、人気のソフトクリームです。
今回は、川下公園で販売しているのをみつけていただきました。

平岡公園の梅まつりがちょうど終わった時期で、このときは川下公園のライラックまつりを数日後に控えており、期間限定で川下公園でも梅ソフトクリームを販売していました。
川下公園では、通常、牛乳ソフトクリーム・チョコソフトクリーム・ミックスソフトクリーム(各300円)を販売しています。
今年、平岡公園の梅まつりへ行けなかったので、川下公園で梅ソフトクリームをみつけてラッキーでした。
梅ソフトクリームは期間限定ですが、広い川下公園の散策(6月中旬頃まで楽しめるライラックの森があります)途中には、おいしいソフトクリームがおすすめです。

梅ソフトクリーム

販売場所
川下公園(北海道札幌市白石区川下2651-3)リラックスプラザ前屋外売店

冒頭のアイスの写真は、由仁町にある大人気のアイスクリームショップ「牛小屋のアイス」のアイスクリームです。
由仁町に行った際に寄りたかったのですが、しばし休業中で、現在はオープン準備中。
オープン日は未定なので、いつになるのか、こちらのお店のSNSを頻繁にチェックしているところです。
先日、由仁町へ行った際、お店の前を通ってあのアイスクリームがとても恋しくなりました。
「牛小屋のアイス」もおすすめのアイスなので、お店がオープンした際は行ってみたいと思います。

目次に戻る

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。