トップ > 日本 > 札幌特派員 > 紅葉から一転、雪景色の札幌 ~雪国あるある

日本国内日本国内/札幌特派員ブログ

紅葉から一転、雪景色の札幌 ~雪国あるある

カテゴリー:天気・気候・気温 / 生活・習慣・マナー 投稿日:2020年11月 9日

連日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高人数を記録している札幌ですが、週末の日曜から一夜明けると季節も大きく変わりました。


6CB6DBFB-6B71-4066-99B8-96EA0D230A0C.jpeg


36B41660-36B6-4E98-8F75-1F25BD972849.jpeg


北海道が「警戒ステージ3」に移行する直前、11月7日は歩いていると上着 が必要なくなるほどの小春日和(最高気温18.5℃、最低気温9.4℃)で、色づいた葉がすでに落ちている木もありましたが、まだ紅葉していない葉もあるなど、まだ紅葉を楽しめるような気候でした。


ところが、日曜まで紅葉を楽しめる気候でしたが、月曜の早朝から雪が降り始め、札幌の景色は半日も経たずに冬へと早変わり。


A2514ECB-1623-4ADB-97A4-9B19450D9A2C.jpeg


最初は霰(あられ)のような粒がはっきりとした雪がボツボツと大きな音を立てて降っています。
おまけに、大きな音と眩しい光の雷まで一緒です。
この雷が冬の始まりを告げています。


9769E106-8FC1-490B-81D6-87DFB5031143.jpeg


途中、氷あられは次第に水気を多く含む霙(みぞれ)に変わっていました。


3EC25795-4046-4200-8B39-51A271B518B9.jpeg


11月の初雪から間もない雪には珍しく、シャーベット状の雪はすぐには解けずに道路の上にも積もり始めました。
歩道も車道も、大きな水たまりとシャーベット状の雪が交互に広がり、車が走り去るたびにベチャベチャと"みぞれ"の"しぶき"が上がります。


CF9CDB73-DBBC-46F2-9AFB-85E30D269FEF.jpeg


こんな日は、防寒の上着以上に「靴」にも気を使います。
シャーベット状の雪で堰き止められた雪解け水は、雨の日よりさらに、思いのほか深い水たまりを作っていることが多いからです。
特に建物の周りや横断歩道など、人通りが多いところは窪みも多く水たまりになっていることも少なくないので、水をはじく防水靴が必要です。


この日の朝は今シーズン初めて、吐く息が白くなりましたが(午前7時の気温4.6℃、午前11時1.4℃)、そこまで気温が下がった場合、靴に水が染み込んでしまうと一気に体全体が冷えるので、ときには安全策として防寒靴を履きます。
さらに気温が下がり、雪が積もってしまうと乾いた雪になるため、防寒靴ではなく防水を施した革素材の防寒靴や革靴を履くこともあります。


PB100382.jpg


そしてさらに一夜明けると、ふかふかの雪が積もっていました。北海道内で最も雪が降った岩見沢では、42cmにもなったそうです。それに比べると少なめですが、札幌では4cm。


PB100398.jpg


PB100394.jpg


樹木の枝や幹にも雪が付き、辺りがあちこち白く塗り替えられて、いつも以上に明るい朝です。朝日に照らされた雪はとてもまぶしく、サングラスが欲しくなるほど。


PB100411.jpg


晴れた朝は、放射冷却現象で気温もひときわ下がっています。
このときの気温は0.8℃。


PB100416.jpg


朝の道路は前日とは異なり、車や人が通ってもすぐにシャーベット状になることはなく、白いまま道路に残っていました。
雪が多く降り、気温が下がった朝の雪の状態です。


PB100442.jpg


そして日中は、再び雪が解け始め、公園や空き地には雪が残ったままですが、人通りがある道路の雪は、大分解けていました。まるで春先の雪解けのような光景です。


PB100472.jpg


ところが、アスファルトの路面が乾かず濡れたままの部分は、夜になるとうっすら氷に。
一見、黒く見えて凍っているかどうかわからないこともあるのですが、ライトが当たると凍っているのがわかります。これがブラックアイスバーンです。
車にも人にも、とても滑りやすくなっているので、要注意な路面です。


一夜にして季節ががらりと変わるような今の時期は、ダウンや厚手のコートなど暖かい服装に注意が行きがちですが、足元の安全のため、靴の滑り止めや防寒、防水に留意してください。


P1100530.jpg


この時期から、街のあちこちに「砂箱」が設置されます。
中には道路に撒くための滑り止め用の砂が入っています。
道路がツルツルになっている場合、砂箱の砂を撒いて滑り止めにするためです。
(春先、雪が解けると道路に撒かれた砂は清掃されます。)


PB230808.jpg


P2070287.jpg


また、例年は、市役所や区役所など、市の施設によってはペットボトル入りの砂(「コロバーズボトル」と呼んでいる地域もあります)を用意しています。誰でも自由に持ち帰ることができ、歩きながらその砂を撒いて路上での転倒を防ぎます。


北海道の冬は、日によって、また時間帯によって気温や路面状況が大きく変化するので、特に雪が降り始めたこの時期、ブラックアイスバーンになると車の運転も感覚を掴みきれていないことがあり、スリップ事故が増える時期でもあるので、屋外を歩く時は、周りの状況にも十分注意が必要です。


雪が降ったり積もったり、再び解けたりを何度か繰り返し、本格的な根雪になりますが、そんな冬の気温の変化や天候の変化(同じ札幌市内でもエリアによって天候が異なることも多々あります)にうまく対応できる準備をすることも、雪国北海道の冬を安全に楽しく旅をするコツのひとつです。
今は新型コロナウイルスの感染拡大が進んでいる札幌ですが、感染拡大が収束した際の北海道冬旅行には、季節が大きく変わるこの時期も体感してみてください。


※気温は日本気象協会・国土交通省気象庁発表データ参照

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。

市之宮 直子

日本国内・札幌特派員の市之宮 直子が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

いっしょに読みたい 関連記事

最近の画像

画像一覧へ

カテゴリーから記事を探す

月別記事一覧

特派員プロフィール

日本国内日本国内/札幌特派員
名前:市之宮 直子

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住の「どさんこ」です。数年間の釧路生活で人生初の道東(釧根・十勝・オホーツク)ライフを満喫。以来、北海道内外への北海道の魅力発信をライフワークにしています。最近の関心事は道内開催の国際イベント。ラリーJAPAN・ラリー北海道の運営にも関わっています。みなさん、四季折々でその良さを楽しめる北海道に、ぜひ遊びに来てください!

札幌特派員トップにもどる

その他の北海道の特派員

札幌に泊まる

その他のエリアから探す

特派員募集中!

日本国内、海外を問わず特派員は随時募集しております。ご興味のある方はぜひご応募を!

札幌特派員トップにもどる

トップ > 日本 > 札幌特派員 > 紅葉から一転、雪景色の札幌 ~雪国あるある

PC版で表示

運営会社と個人情報保護について