札幌でみつけた早春の兆し

公開日 : 2020年03月21日
最終更新 :

例年より雪解けが早い札幌です。路面も乾き、散策にはよい気候になってきました。

3月に入って最低気温がプラスの日が多くなり、雨が降ったこともあり、札幌では一気に雪解けが進みました。

顔を上げて見回すと、樹々の枝の芽も目立ち始めています。

歩きながらみつけた札幌の早春の兆しをお伝えします。

P3210004.jpg

青空に映えるナナカマド。

空は分厚くグレーの雪雲がなくなり、薄い雲がただよう春の空に。

2_snow_P3210624.jpg

郊外では、まだまだ雪はありますが、それでもザクザクした春の雪になりました。

春一番のような強風が吹く中、枝にわずかに残っていた枯れ葉が吹き飛ばされ、雪の上を舞っています。

3_trees_P3210642.jpg
4_trees_P3211291.jpg
5_trees_P3210639.jpg

日に日に膨らみつつある枝の先の木の芽。春はもうすぐそこに来ているようです。

6_chishimazakura_P3211315.jpg

チシマザクラは、花にはまだ程遠い様相ですが、明るい光を浴びて、ぴかぴか光っています。

7_erica_P3210056.jpg

雪が解けたばかりのところに現れたエリカカルネア。

春一番に咲き、晩秋にも花を揺らしているエリカカルネアは、深い雪の中で、すでに蕾になっていました。

8_fukujusou_P3210044.jpg

そして、うっかり(?)していたら、すでにフクジュソウが咲いていました。

昨年より2週間早くみつけた、札幌市内で咲いていたフクジュソウです。

待ちに待った花の季節が札幌にもようやくやってきました。

いつもは、少し名残惜しさを感じる「雪解け」ですが、今年はいつも以上に春の訪れを待ち遠しく感じます。

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。