クルーズ船「ピースボート」見学@小樽港勝納ふ頭

公開日 : 2019年08月31日
最終更新 :

近年、増加を続けているという国内のクルーズ人口。

外航クルーズ、国内クルーズを併せて、2018年には過去最高の32万人もの日本人が

クルーズによる旅行を利用したそうです(2019.6.27国土交通省発表資料)。

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"Ocean going cruise ship, the Ocean Dream at Otaru Port"

そこで、今、人気のクルーズ船を見学しに、小樽港勝納ふ頭(かつないふとう)に立ち寄った

「オーシャンドリーム号」(ピースボート)を訪れました。

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勝納ふ頭へ近づくと、クルーズ船の一部が見えたのですが、

大きくて全貌がわからず、前方へ回り込んで撮影。

それもそのはず、オーシャンドリーム号の全長は205m、

幅は26.5mあるそうです!

ちなみに乗客定員は、約1,400名。

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船内は11階まであり、勝納ふ頭界隈のどの建物よりも高いかもしれません。

早速、船内へ。

今回は、オーシャンドリーム号の共用部分を見学します。

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エレベーターもありますが、階段を使って上の階へ向かいます。

ホテルのようなカーペット敷きの広い階段。

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階段を上がると、エレベーターホールや廊下が広くて驚きます。

これだけでも、移動するホテル、といわれる意味を実感する空間の大きさです。

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1,400名以上もの人の生活の場となるクルーズ船は、レストランがいくつもあります。

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こちらのクルーズ船では、朝・昼(いずれもビュッフェスタイル)・夜(コース料理)が

クルーズ料金に含まれているほか、時間帯によって、いずれかのレストランがオープンしており、

ブランチタイムやティータイムなどでも、好きな時間に食事をとることができるそう。

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バーも完備。

そしてこのバーの前には...

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多目的スペースと大きな窓から臨む海!

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さらに先へ進むと、デッキにはプールがあります。

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プールのほかにもスポーツジムやバスケットコートなど、

スポーツで体を動かせる施設があります。

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そして屋上デッキには、のんびり過ごせるスペースやジャグジーも。

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長い外航クルーズでは、100日以上も船上で生活するため、

小さな街といえるほど、各種施設が備わっています。

長期間を楽しく過ごすため、このほかショーやイベント、ワークショップなど

さまざまなプログラムを開催できるステージがある施設などもあり、

この日も写真↑奥の場所で、ピアノとバイオリンによるコンサートが催されました。

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飛行機などでの移動手段が多い中、人気が高まっているクルーズ。

複数の寄港する街々での観光ができるうえ、ホテル移動がない便利さがよいとの話を聞きましたが、

船内を実際に見学すると、さまざまなアクティビティを楽しめるクルーズ人気の秘密を

垣間見ることができたように思います。

帰り際、離れた場所から、再度船全体の撮影を試みました。

かなり離れて、さらに斜めの角度からの撮影で、ようやく全体が写りました。

関連サイト

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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