オリンピック開催中のリオの治安について
開催まで、さんざん治安が取り沙汰されてきたリオ。
元々犯罪が非常に多いリオですが、今年になり過去類を見ない大不況や大統領の汚職など悪いニュースが重なり
さらに治安が悪化し渡航を諦めた旅行者の方もいたと思います。
特にブラジルに住むブラジルの方々の危険意識は高く
「あんな危険なところに観戦に行く人の気が知れないよ」
という声もよく聞かされました。
開催から10日経ち、旅行者の方の話を色々と聞いておりますが
想像していたほどには酷い状況にはなっていない印象です。
夜のコパカバーナ周辺の様子
とはいっても、もちろん危険であることは変わりないです!
強盗事件も多く報告されています。
日本人の被害件数は報告されているもので9件であり,窃盗被害5件,強盗被害2件,置き引き2件。
窃盗は競技会場や路上で起きており,財布,クレジットカード,スマートフォン等。
強盗は2件ともマラカナン地区で発生しており,路上で銃や刃物で脅されて所持品を奪われています。
海外の方を含めると 外国人観光客が特に多く集まる場所では犯罪被害が多発しています。警察当局から報告のあった事件だけでも,オリンピック開幕以降の5日間で60件以上に上り,報告されていないものも含めるとさらに多いはず。
特にコパカバーナ周辺が全体の5割と多く、昼夜問わず強盗やスリが多いようです。
もちろん、会場周辺の警備は多くされていますし、観戦客など人もたくさんいますので
明るいうちにはよほど危険な行動をしなければ大丈夫と思います。
普段もコパカバーナやセントロは夜に出歩くとかなりの確率で強盗に遭遇すると言われていますから
旅行者を狙った犯罪は特に今は注意が必要ですね。
本当に当たり前のことですが、ブラジルでそこらへんを歩くときには
「カメラ・スマートフォンを目立つように持ち歩かない」
「早朝・深夜に歩かない」
「いかにも旅行者というような服装をしない」
「警戒心を態度に出して歩く」
「荷物の目を離さない」
に尽きると思います。
しかし開催前にはテロの危険も少し示唆されていましたので
何事もなく順調に競技が進行しているようで、とてもほっとしています。
会場に入る前のセキュリティチェックも慎重に行われていて、
カバンを持っているか否かで列が分けられ、最大20分ほどかかるようです。
急いでいる方はほぼ手ぶらで会場に向かった方が良さそうですね。
続いては、リオオリンピックでの日本戦について触れていこうと思います。
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