【W杯】1−7でドイツに大敗!!ブラジルサポーターの意外な反応と新聞各紙の厳しい批判。
1-7でドイツ戦で大敗したブラジル
なんとなんと、ワールドカップ準決勝は、1対7で歴史的大敗を喫してしまったブラジル。。。
強国ドイツ相手に簡単には勝てないとは思っていたけど、まさかの大敗に、悲しみを通り越して驚きです。
FIFA FAN FESTの様子
この試合は、FIFA FAN FESTで観ていました。
先日、サンパウロで最も賑わう観戦地区をレポートしましたが、◎参考→サンパウロで一番熱いW杯観戦場所はここ!
このFAN FASTはFIFAが主催する公式なパブリックビューイング。
こちらも多いに人が集まり盛り上がっていました。。。。試合開始直後迄は。
ダビドルイス選手の、ネイマール選手のユニフォームを持つ姿には感動しました。
しかし、ドイツが1点決めて「キャー!」→2点目「またやられた!」→3点目「うそ。。。」→4点目「•••(言葉にならず。)」
、、、とどんどんサポーター達のテンションが落ちて行き↓↓↓↓↓
5点、6点、7点と決まっていくと。。。
会場内は両手をのばしても余裕なくらいスカスカに。
えええ!?負けてるといえ、帰っちゃうの?と驚きました。
6点目と7点目まで残った人達は、「ドイツ凄いわ!」と開き直って点数が入る度にドイツに拍手を送っていました。
涙を流す観客がテレビには映っていましたが、FIFA FAN FESTを観る限り、ブラジルサポーターは嘆き悲しむより、飽きれた、という感じでした。
そして、交代でピッチを去る選手にはヤジの嵐。
帰り道では、いつもは国旗を飾った車が沢山走っているのに、試合後皆外してしまったらしく、とっても少なかったです。
マスコミの報道では
今回の惨状について、ブラジル主要各紙の一面の見出しはこんな感じでした。
O ESTADO DE S. PAULO紙「ホームでの屈辱:7−1でドイツに敗北、歴史上一番の大敗。スコラーリ監督は責任を感じ、「パニックだった」と語る、6分間に4点も失点、屈辱がブラジルのサッカーの未来に議論を呼び起こす。」
FOLHA DE S.PAULO紙「ブラジル代表、歴史上最低の敗北:ドイツが7−1でブラジルを打ち破り決勝戦へ。ホスト国、1950年のトラウマを思い出す。スコラーリ監督、ナショナルチームの改革を後押しするこの屈辱は自分の責任だと語る。」(ブラジルは、1950年のW杯の時も開催国でしたが、決勝リーグでウルグアイに敗北(マラカナンの悲劇)。ちなみに、1920年には6−0でウルグアイに敗北、親善試合ですが1934年に8−4でユーゴスラビアに負けたことがあります。)
LANCE!紙(サッカー専門誌)「憤慨、激しい怒り、苦痛、失望、怒り、恥、苦悩、幻滅。。。LANCEの表紙だけれども、皆が感じていることをぶつけてみよう!」(←今回、新聞の表紙の写真は何と無し!不満を書ける様に、上記の見出し以外は真っ白なページになっています。)
metro紙(無料で配布される新聞)「忘れないために:昨日19時17分、ブラジル×ドイツ戦のスコアボード」大きな見出しは付けず、真っ暗なスタジアムにスコアボードが浮かび上がる写真と、上記の説明を小さく載せていました。
Econômico Valor紙(経済紙)「ブラジル代表の屈辱が国にショックを与える」
歴史的にサッカー大国であり、今回のホスト国であるブラジルの惨敗に対する厳しい批判の姿勢が各紙に現れています。
今回は、ブラジル人のヒーロー、ロナウド選手が誇るゴール数を、ドイツのクローゼ選手が抜いたことも印象的でしたが、それについては一面で語る新聞は無かったです。
おわりに
今週土曜日は3位決定戦。なんとか、3位には入って貰いたいなあ。
頑張れ〜ブラジル!!!
(7月お題"2014サッカーinブラジル")
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