ハイチ大地震(日本の支援)

公開日 : 2010年01月15日
最終更新 :
筆者 : monalisita

この大地震で、真っ先に支援に駆けつけたのは、もちろん隣国ドミニカ共和国。ドミニカ側における病院も開放し、重傷者の手当てを行っているほか、救援物資や医薬品、医師も運んでいる。また、今でも携帯電話は不通なので、ドミニカの電話会社の技術者が電話回線復興のためハイチへ支援に行っている。

ハイチの空港がパンク状態なため、今はドミニカからの陸路のみ移動可能。サント・ドミンゴから西に向かい国境付近の町「Jimani(ヒマニ)」まで約4時間、Jimaniから国境を越えてハイチの首都ポルトープリンスまで約1時間である。私の主人はハイチ人であり、彼は13日、家族の身元の安全を確認するため、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴからハイチの首都ポルトープリンスまで行ったが、とりあえず道路状態は良いらしい。それでも、被災状況は絶望的のようで、「人一人が行って何かできるレベルではない」と自分の無力感を感じていた。

今は、次々と各国からの援助がこのJimaniを通ってポルトープリンスまで行っている。道路は援助機関の車両でますますごった返してくるだろう。

日本政府の支援はどうかというと、14日現在次のようなことが決まっている。

1. 500万ドルを上限とする緊急無償資金協力。国連児童基金(UNICEF)、国連世界食糧計画(WFP)等の国際機関と協力して実施。

2.3000万円相当の緊急援助物資(テント等)の供与。

3. 医療分野での支援等を念頭に、現地での調査と調整を目的として、四宮信隆ハイチ大使(ドミニカ共和国に駐在)を団長とし、外務省、防衛省及び国際協力機構(JICA)から成る緊急調査チームを派遣。

また、政府以外の動きは。。。

国際赤十字が約9億2,000万円の支援を要請

毎日新聞東京社会事業団 ハイチ地震救援金を受け付けます。

国境なき医師団 ハイチ地震被災地におけるMSF緊急チームの援助活動

世界の医療団 ハイチ大地震 世界の医療団は緊急支援を開始します

ハイチ友の会 ハイチ大地震について

ADRA Japan(アドラ・ジャパン) ハイチ地震被災者支援緊急募金開始

ワールド・ビジョン ハイチ大地震の募金受付開始

ハイチ大地震 緊急・復興支援にご協力をお願いします!

ハイチの会セスラ 「ハイチへ募金を」横浜の市民団体

その他海外

CARITAS Haiti Earthquake Appeal

CARE

一人では何もできなくても、皆が力を合わせれば、負傷者の命を救うことができる。これ以上人命を犠牲にしないためにも、皆さんの温かい支援をお願いします。

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