サマナ旅行(その2)-Las Galeras(ラス・ガレラス)-

公開日 : 2009年12月30日
最終更新 :
筆者 : monalisita

サマナはここ5年程前から観光地として急激に開発されているところである。数年前からクルーズ船が停泊し始めるとともに、サマナに国際空港が2006年にオープンしたことにより、欧米からの観光客が急増している。サマナに住む人によれば、ハイシーズンはホテルも観光地も飽和状態で嬉しい悲鳴である。しかし、無秩序な観光開発は環境への悪影響も懸念されるので、適切なルール作りとそれに基づいた開発が必要であろう。

主な観光地はサマナ半島の北部に位置するLas Terrenas(ラス・テレナス)。大型ホテルやお洒落なレストランやブティックが隣接し、まるで外国人の街と化している。また南部に位置するCayo Levantado(カヨ・レバンタド)もきれいな海で人気だが、やはり観光客の増加に伴い、その静寂さは薄れてきていると言う。

私たちの旅の目的は自然を満喫すること。特に私の目当ての一つはPlaya Rincon(プラジャ・リンコン)。国内で最も美しい海のひとつとされている。既に国内南西部の美しい海Bahia de las Aguilas個人ブログで紹介している(2009.11.18)が、どちらが本当にきれいか自分の眼で確かめてみたいというのが、本音である。今回はこのPlaya Rinconに最も近いところLas Galeras(ラス・ガレラス)に宿泊することとした。

サマナ市からLas Galerasは約30分。4駆で行けば20分弱で行ける。ガタガタの山道を上るので、ホテルに到着したときは、車は砂埃で真茶っ茶。ここは小さな漁村であり、Pescaderia(魚屋)の看板がいくつか目に付く。持ち帰りのためのクーラーボックスを持ってこなかったのは失敗したと後悔。途中、大型ホテルもいくつか見受けられる。ここも数年後にはたくさんのホテルが建ち並ぶことだろう。

私たちが泊まったのは、「La Tambora Beach Resort」。クリスマスシーズンでどこのホテルも普段の2〜3倍の料金になっている中で、ここはかなりリーズナブル。広大な敷地には、いくつかのロッジのほかレストランやプールがある。敷地内は小道に沿って緑の木々やカラフルな草花がきれいに咲き開き(写真下)、また小鳥たちのさえずりも聞こえる。キツツキの類も見られた。大型ビーチリゾートホテルに比べれば施設はやや劣るものの、プールサイドに位置するレストラン(写真下)の食事もおいしいし、私はこのホテルの環境が気に入った。プロモーション不足のせいなのか、クリスマスシーズンにも関わらずロッジには結構空室があったのは残念。せっかく雰囲気のいいホテルなのに、ビジネスチャンスを逃しているなぁと思ってしまう。けど、この広大な敷地で、しかも繁忙期のクリスマス時期にホテルのプールを独り占め(一家族占め)できたのは、プロモーション不足のおかげとひそかに感謝もしたり^^;)

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