盆踊り大会
盆踊り大会が9月最終土曜日に開催された。
ドミニカ共和国で盆踊り大会?!と不思議に思う人も多いだろうが、実はこの行事、毎年行われている。
主催者は主に日系人で、日本大使館や日本語学校関係者もお店やフリーマーケットを開くなど、結構がんばっている。日系人社会からは、手作り味噌や醤油、スーパーにはあまり売られていない苦瓜や白菜などを販売。その他、お寿司等も売られていたらしいが、私が到着したときには既に完売。お腹を満たすには焼き鳥くらいしか残っていなかった。
ここ、ドミニカ共和国は50年ほど前に日本から移住者が入り、既に2世、3世の日系人が住んでいる。首都では職場関係者を除き、普段はめったに日本人に会わないが、この日は特別。全国各地から日本人や日系人が盆踊りのために集まるため、盆踊り会場が日本人コミュニティに一変する。参加した私も、「こんなに日本人がいたんだ!」とびっくりするくらい。
そんな中、炭坑節などの懐かしい音楽にのって、みんな浴衣姿で踊っている。お客としてきているドミニカ人にはあまりに馴染まない音楽だし、踊りの振り付けも、つまらないんじゃないかなと思いきや、輪になってみんな楽しんで踊っている。ドミニカ人にとっては、「音楽→踊る」という方程式が成り立っているのかと思うほど、踊り好き。2歳になる私の息子も、どうやらこの文化に染まりつつあるのか、バチャータやメレンゲなどの音楽をかけるとすぐに、くるくる回って踊り始める。誰が教えたわけでもないんだけど…。
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