年に1回だけ!一般非公開の施設に入れる文化遺産の日
この日は、美術館や博物館のみならず普段は一般非公開の施設の内部を無料公開する年に一度の特別な日です。モネダ宮殿の大統領執務室などの内部も公開され、運が良ければ大統領や大臣に案内してもらえることもあるのです。
人気施設は大行列になるので朝一番に出かけなければいけません。毎年「今年こそはモネダ宮殿やユニオン・クラブに入ってみたい!」と思うもののついつい寝過ごしてしまうPanchita。今年も昼過ぎにやっと家を出ました(苦笑)。
行先は地下鉄1号線El Golf駅近くの英国大使公邸。1938年に建てられた邸宅を50年前に英国政府が買い上げ、それ以降大使公邸として使用しているものです。モネダ宮殿ほどではないですが、行列ができていました。
残念ながら写真撮影は禁止されていたので内部の写真はありませんが、アンティークの家具やシャンデリア等を備えた食堂やサロン、庭園をガイドツアーで案内してくれ、見応えがありました。今でこそ周囲はオフィスビルやマンションですが、建設当時は周囲は農牧地の郊外型邸宅でした。庭園の奥から邸宅を眺めると、ビルに囲まれた都会にいることを忘れてしまいそうなゆったりとした雰囲気で、こんなところに住める英国大使がウラヤマシイと思ってしまいました。
今年の文化遺産の日は終わってしまいましたが、来年以降5月末にチリにいる方はウェブサイトをチェックして、この日しか見られない場所を訪れてみてはいかが?公開施設は公営施設に加えて教会や学校等の民間施設もありますし、サンティアゴのみならず地方でもいろいろなアクティビティーがありますよ!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。