サンティアゴの冬休み~日帰りでも行けちゃうコラソン温泉
カテゴリー:お題 / 旅行・ツアー・ホテル / 見所・観光・定番スポット 投稿日:2015年8月20日
日本は夏真っ盛りの7~8月、チリは冬本番です。
そして待望の冬休みは学校によるものの7月中旬の2週間が一般的です。しかし、働いているパパ&ママは子供と一緒に休める訳ではなく、7月16日の祝日(聖母カルメンの日)の前後に数日の休みを取って土日と併せて出かける人が多いです。もちろん、その時期は道路も空港も大混雑し覚悟が必要なので、平日に1日休みを取ったり土日を利用したりして無理せず日帰りで出かけるファミリーも多くいます。
私達も平日に休みを取ってサンティアゴ近郊のTermas El Corazón
(テルマス・エル・コラソン、コラソン温泉)に行ってきました。今回はゆっくり二泊しましたが日帰り利用も可能です。
スパ・エリアでは屋内外それぞれにプール&ジャグジーがあります。
屋内は丸プール(34~36度)。ジェット寝風呂の奥にジャグジー(36~38度)がありますが、お風呂に慣れた日本人にはぬるく感じる温度です。屋外のジャグジーは39度前後で暖まりたいなら外がおススメ。
ロッカーは男女別にありますが、通路のようになっていて写真左側の更衣スペースで着替えます。更衣スペースは2人で使えるくらいゆったりしているものの、男女各4つしかないので昼食前や日帰り利用が増える週末は混雑します。
こちらは、レストランエリアの前にある25mプール。冬なのでテントで覆われていて週末のみオープン。
スパ内部。何年か前にリニューアルされ完全個室でキレイです。スパ・サービス(マッサージ、パック、個室風呂等)利用者のみが入れるので静か。私も泥パック中にすやすや眠ってしまいました。
コラソン温泉は美味しいチリ料理でも有名です。閑散期の平日以外のランチはビュッフェ形式。各テーブルに水があるので、飲み物(別料金)を頼まなくても大丈夫です。ちなみに、食事時間帯はプールは閉鎖されます。
前菜の野菜のほとんどは自家製で、切ったり茹でたりしてあるだけのシンプルなチリ風です。自分で味付けを調整できる(塩辛すぎない)のが嬉しいところ。
メインコーナーには、エンパナーダ、スープ、肉・魚、付け合せと盛りだくさん。肉・魚は2切れずつ盛られます。色々な種類をちょっとずつ食べたい私は「uno(ウノ、ひとつ)」とお願いして大きな一切れを盛られたり、付け合せを「poquito(ポキート、少し)」と頼んでもかなりの量だったりしました。チリ料理だけあって、盛り方もチリ風です。お肉は外れなく美味しかったですよ!
デザートも種類盛りだくさんでアイスやフルーツもあります。かなり甘いです。写真には写っていませんが、コーヒー&お茶コーナーもあります。
食堂の近くにある図書室。ちょっと一休みに最適です。
徒歩5分ほどのところにある展望台。お散歩にならないくらいあっという間についてしまいます。
他にミニ動物園もあります。
温泉&食事&お散歩と満喫できちゃうコラソン温泉。難といえば携帯電話の電波が弱くインターネット(WiFiがあるものの遅い)も日中はほとんどつながらないこと。これは仕事や日常を忘れて休め、ということでしょう。サンティアゴから近いし、また行けるといいな~と思っています。
次回は、コラソン温泉も含んだサンティアゴ近郊の温泉&行き方をまとめて紹介
します!
(8月お題"ぼくの夏休み")