これぞチリの食堂!"ラス・カブラス" 今回は豚足を食す
チリ料理は色々ありますが、チリに来たら是非行ってみてほしいのがFuente de Soda(フエンテ・デ・ソーダ)。
日本で例えるならば牛丼屋や蕎麦屋といったところで、チリ男子や学生に欠かせないチリ定番の食堂スタイルです。一般的な食堂とは違い厨房の周りにカウンター席があるなどの特徴があり、メニューはサンドイッチなどが中心です。
そんなFuente de Sodaを、世界で最も予約の取れないレストランと言われ2011年に閉店したスペインの三ツ星レストラン"El Bulli"で修業したこともあるチリ人シェフJuan Pablo Mellado(ファン・パブロ・メジャード)氏が開業!メジャード氏はチリらしいチリ料理のお店のアイデアをずっと考えていて、それこそがFuente de Sodaだったのです。
そこで、2014年12月にオープンしたばかりの"Las Cabras(ラス・カブラス)"に行ってきました。Cabraは「雌ヤギ」という意味ですが「若い女の子」の意味もあります。
1月後半の平日夜8時過ぎ、バケーションシーズンのせいか、そんなに混んでいません。サンドイッチもいいけれど、せっかくだから家庭料理を食べたいな、と迷いながら注文を始めると...
私「じゃあ、崩れるまで煮込んだ牛肉と太めパスタ(Mechada & tallarines)」
店員「売り切れです」
夫「俺は、豚バラのレンズ豆添え(Malaya chancho & lentejas)」
店員「レンズ豆が終わってしまいました」
私「えー、何が残っているの!?」
と、すったもんだの挙句、このような注文となりました。
左:スパイシー豚足(Pernil aliñado)コラーゲンたっぷりで美味しい!骨が大きいので食べる量は思うほど多くないのですが、それでも、大きくこってりで完食ならず。
中上:ピリ辛マッシュポテト(Puré picante)手作りでお芋の味がホクホク。辛さは控えめですが、苦手な人は要注意。
中中:手作りポテトフライ(Papas fritas caseras)これも手作りで美味しい。塩はかなりしっかり振られています。
中下:パンとぺブレ(Pan & pebre)料理に無料でついてきます。パンはあたたかく、ぺブレと呼ばれるトマトソースはシンプルでGOOD!(ぺブレには通常、トマトに加えて玉ねぎ・コリアンダー・唐辛子なども入っていて、お店や家庭によって味が違います。)
右:お皿にのったハンバーグ(1 Fricandela al plato)ふわっとはしておらず、しっかりお肉で食べごたえあり満足。
※サラダを頼むはずがポテト2種類になってしまいました。「横の人が頼んだポテトフライが美味しそうだった」と夫は言い訳するものの、濃い味の豚足には野菜が必要です。
メニューは2枚のみ。生ひき肉(Crudo de filete)、豚ホホ肉(Charchas de chanco)、ひよこ豆煮込み牡蠣添え(Carbanzos con ostions)なども魅力的で、次回チャレンジしたいところ。黄色い下線が今回頼んだ料理です。
この日は二人で写真の料理&生ビール(大)&コーラでチップ込2万ペソ(約3800円)でした。なお、会計は席でします。注文明細には推奨チップ額10%が記載されているので、注文した分を払ってチップを別に残すか、まとめて支払うかします。もちろん、おつりからチップが勝手に引かれている場合はチップをテーブルに残す必要はありません。
お店はそんなに広くありませんが、外にはテラス席もあります。
コスタネラ・センターのすぐ近くあり、旅行者にも出張者にもアクセス抜群でおススメです。
そして、一人でも入りやすいですよ!
場所:Luis Thayer Ojeda 0166, Providencia
(地下鉄トバラバ駅からショッピングモールCostanera Centerに向かい、モール連絡橋のエスカレーターの手前)
営業時間:毎日13:00~25:00
ウェブサイト:Facebook のみ
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。