イケメンシェフがプロデュースするレストラン"グルメ市場"

公開日 : 2014年11月29日
最終更新 :
筆者 : Panchita

ここ数年チリはグルメ・ブーム。グルメ・ショップ、グルメ・イベント、有名シェフの料理本出版などが相次いでいます。チリの食文化はお世辞にも豊かとは言えませんが、確実に良くなってきています。

そこで、今年7月にオープンしたばかりの人気イケメンシェフCarlo von Muhlenbröck(カルロ・フォン・ミューレンブロック)氏がプロデュースするセルフサービス・レストラン"Carlo Cocina Mercado Gourmet(カルロ・コシーナ・メルカド・グルメ、カルロの厨房・グルメ市場)"に行ってきました。

カルロ氏はCNN Chileに自らの名を冠した料理番組"Carlo Cocina(カルロの厨房)"を持ち、最近では料理リアリティーのチリ版"Top Chef"にも審査員として出演しています。

カルロ氏のウェブサイト

既に高級レストラン"Osadia"のオーナーでもある彼が"Mercado Gourmet"を開いたのは、「お手頃な値段でいろいろなチリ料理を小皿で楽しんでほしいから」とのこと。客単価15,000ペソ(約2,700円)を想定しているとのことなので、手軽とは言い難い金額ですが「チリの富裕層にとってはお手軽」と納得しましょう。ちなみにランチの場合、庶民が払うのは2,000~3,000ペソ(約360~550円)、物価の高いビジネス街でも4,000~8,000ペソ(約720~1500円)が相場。夜だとさすがに3倍程度かかってしまいますが。

店内は約600平方メートルで広々。写真左側が厨房、中央にグルメ商品の売店、右側がテーブルです。

CarloCocina_02.JPG

入口風景。テラス席もあります。

CarloCocina_03.JPG

食べたい料理の前に止まり、シェフにサーブしてもらう。

プラスチックカードに買った料理を記録してもらう。カードは最初の料理をサーブしてもらった後に受け取る。料金は上部のボードに書いてあり、1皿2,000~4,000ペソ程度(約360~720円)。

最後にカードを出してお会計。会計の時にチップはいくらか聞かれたら(セルフサービスだけど)7~10%くらいを払ってあげましょう。

CarloCocina_04.JPG

この日食べた料理、3人で写真の7品を取り分け、プラス飲物&チップで約30,000ペソ(約5,500円)でした。

手前:豚のアロジャードのブルスケッタ

中央:玉ねぎのポタージュ(左)、キヌアのサラダ(右)

奥:牛タン(左上)、チリアワビとジャガイモのタルタル(左手前)、スペアリブ(籠の後ろ)、ハラミ(右)

CarloCocina_05.JPG

どれも美味しかったのですが、特にマスタード風味のキヌアのサラダが好評で我が家でも真似をして作っています。お値段がやや高めなので、大食の人には物足りないと思いますが、女子ランチや軽くチリ料理を楽しみたい人にはピッタリです!

【Carlo Cocina Mercado Gourmet】

場所:ショッピングモールParque AraucoのBoulevard1階(ラグジュアリー・ブランドエリアの下)

営業時間:ショップは毎日10時から、厨房は13時から。閉店はおそらく23時

※料理を取るのに時間がかかるので、土日祝日に行くのはあまりお勧しません。

※Parque Araucoは車が無いとアクセスしにくいですが、乗り降り自由の観光バスTURISTIKでいけばお店はバス乗降口の近くにあります。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。