サンタバーバラで行われる年に一度のアジア系アメリカ人のお祭り
多文化との融合が少ないサンタバーバラで年に一度行われる小さなアジア系アメリカ人のお祭り「Asian American Neighborhood Festival」。今年は10月13日（日曜日）にダウンタウンの中心地で行われました。今回のコラムでは、このお祭りの様子をレポートします♪
年に一度行われるアジア系アメリカ人のお祭り
以前住んでいたサンフランシスコでは今でも日本町が存在し、大規模な桜祭りや秋祭りが行われていましたが、ここサンタバーバラでは第二次世界大戦の影響で日本町が消滅してしまい、日系人や中華系の人たちを見かけることがあまりありません。
あまり異文化の融合が多くないサンタバーバラですが、そんな日系人や中華系の方たちの異文化経験を楽しめるイベントとして年に一度お祭りが行われています。
場所は、日本町があったとされる跡地「エル・プレシディオ」。午前11時から3時までの数時間、催しものや出店、屋台の食べ物を楽しめます。今年は特に開催10年目という節目を迎える記念すべき式典となりました。
テントと椅子を囲むように作られたステージでは、タイチや和太鼓などのパフォーマンスが次々と行われており、その隣のスペースでは折り紙の実演や盆栽のギャラリーが建ち並び、「オカモトキッチン」というLAのフードトラックもお目見えしました。
中でも盛り上がりを見せたのが和太鼓を中心に円になって踊る「盆踊り」のショー。一般の人でも自由に参加ができ、簡単に踊れる振り付けなので飛び込み参加の観覧者の人たちも一緒に踊りを楽しめます。
かつての日本町の名残りを垣間見れるエル・プレシディオ
かつて日本町が繁栄していたサンタバーバラのダウンタウンにあるエル・プレシディオでは、日本町の様子を今に伝えるギャラリーが現存しています。
観覧は無料で日中10:30 AM から 4:30 PMの間であれば一般公開されています。かつて繁栄を築いた日系コミュニティーの様子を写真を通してみることができますよ。
お祭りは年に一度となりますが、この展示は常時行われているため、サンタバーバラを観光の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
スポット情報
エル・プレシディオ日本町ギャラリー
観覧開放時間：10:30 AM 〜 4:30 PM
住所：El Presidio de Santa Bárbara State Historic Park (Northeast Corner)
123 East Canon Perdido Street, Santa Barbara
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
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