地ビールがおいしい!ゴールデン・ロードで醸造からレストランまで
マイクロ・ブリュワリーが人気のロサンゼルスですが、ディズニー本社がそびえ立つグレンデールにあるゴールデン・ロードでは地ビールの醸造から出荷、そして隣接する同名のレストランでは同醸造所で作られたビールを直接販売しています。この醸造所は、2011年にクラフト・ビール業界では名の知れたトニー・ヤノウと現在では世界最年少の女性醸造所オーナーであるメグ・ギルによって創設されたものです。土曜日の午後に行ってみたのですが、なんと駐車場は満車で路上駐車となりました。飲み屋の入口から入って、ホームページに載っていた醸造所見学ツアーに申し込もうと思ったのですが、かなりの混雑振りにびっくりしました。
ゴールデン・ロードレストラン店内
ゴールデン・ロードでは毎週末、金、土、日曜日に各日2、3回ほど醸造所ツアーを行っています。予約制ではないため先着順で参加する形式ですが、ツアー開始時間午後4時ぎりぎりに着いた私はもうツアーはいっぱいかもしれないと言われたのにも関わらずなんとか入れてもらうことができました。
ツアー参加者用のバッジ
まずは、ビール業界関係者専門の会員制クラブ「クロエ」のイベント会場となるパブの紹介から始まり、ビールの原材料となる麦芽の粉砕場の見学をしました。大麦麦芽は、ドイツとイギリスから輸入されたものを使っているそうです。
貯蔵用のサイロ
隣接して作られたレストランで販売しているお酒は、ビールに限らずテキーラやワインも含まれます。そういったお酒を貯蔵するためと実験的なビールのレシピを試すためにメキシコ産のテキーラ用の樽やワイン専用の樽が山積みです。
そしてビールを発酵し、貯蔵するための機材や容器はビール醸造技術が発達しているドイツから輸入してきたそうです。発酵し、ホップと混ぜて風味がよく出た後は、沈殿物を取り除くためにフィルターに通し、炭酸を必要に応じて付け加え、最後の仕上げに味を調えるそうです。
フィルターの機械
出来上がったビールはコンベーアベルトに乗った缶に一缶ずつ詰められ各業者に運送されて行きます。ゴールデン・ロードで作らたビールはロサンゼルスでは幅広く売られていますが、あくまで地ビールとしてロサンゼルスでしか購入できません。ビールの醸造過程を見学した後には看板商品のビール「バーニング・ブッシュ」を一杯頂きました。
おいしかったー。
冬とはいえ昼間は20度を軽く超えるぽかぽか陽気のグレンデールでは冷たいビールがおいしいですね。醸造所見学ツアーの希望者は、かかとが低くつま先の隠れる靴を履いて来ることが参加条件だそうです。無料で行われるツアーは、ビールの知識の有無に関係なく誰でも楽しめるようにできています。アメリカでの飲酒年齢制限は21歳までなので、21歳未満の方はツアー参加は可能ですが最後のビール試飲はなしになります。
また、隣接のレストランではハンバーガーやサンドイッチなどの食事のサービスもあるのでご利用ください。
レストランのメニュー
ビールのメニュー
ツアー後、隣接のレストランでもう一杯。皆さん新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。新しい年に乾杯。
ゴールデン・ロード
住所:5410 West San Fernando Rd, Los Angeles, CA 90039
レストランの電話番号: (213) 373-4677
事務所の電話番号: (213) 542-6039
レストランの営業時間: 月曜日と火曜日 午前11時から午前12時まで、水曜日と木曜日と金曜日 午前11時から午前2時まで、土曜日 午前10時から午前2時まで、日曜日 午前10時から午前12時まで
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