【公的情報】コロナ禍での日本人の海外からの日本入国

公開日 : 2022年04月30日
最終更新 :
筆者 : かん

こんにちは! 筆者の周囲では、この夏に数年ぶりの日本一時帰国を予定されている方の声が多々聞かれます。

日本への一時帰国を予定されている方々がどのような準備をされているかを紹介します。

コロナ検査陰性証明書と入国書類・アプリの準備

1. まず、最新情報を確認する

外務省 新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(日本帰国・入国時の出国前検査の検体について)(令和4年3月2日)

厚労省 検査証明書の提出について(令和4年3月2日)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

厚労省 水際対策に係る新たな措置について(令和4年4月28日)

上記のほかに大使館・領事館情報も確認します。

現在、米国からの入国の場合、ブースターショットまでのコロナ予防接種を接種していれば、検疫所での待機日数はなく、入国時の検査(検体採取時)から24時間以内に自宅までの移動が完了することを前提で、公共交通の利用も可能となっています。

ですから、ブースターショットまでのコロナ予防接種をしていれば、以前必要だった入国後のハイヤーやレンタカー予約、日本の家族の自家用車による迎えは不要になります。

2. 陰性証明書の準備

まず、飛行機がその国を出発する時間から逆算して72時間以内の検査を受ける必要があります。

例えば、サンノゼを朝9時に出発し、ロス経由で日本に向かう場合、ロスの出発時間がアメリカの出国時間となるため、ロスの出発時間から逆算して72時間以内の検査結果を反映した陰性証明書が必要です。

PCR検査は、薬局のドライブスルーなどやかかりつけ医(病院)での検査を利用する方もいれば、検査から日本政府指定の書式記入を一括で扱うクリニックを利用する方もいらっしゃいます。前者の場合は無償(保険会社の支払い)ですが、後者の場合は$150以上の費用が発生しているようです。

一部の国・地域で発行された陰性証明書は場合によって医者の署名が不要となっており、米国の医者の署名が不要の国のひとつになっています。(上記「厚労省 検査証明書の提出について」にその説明がありますのでご確認ください)

しかし、医者の署名付きの証明書を印刷して持参するのが一番無難である、というのが異口同音の見解です。

3. ファストトラック(入国時の手続きの簡素化システム)への登録

入国前にWEB上で書類提出などの手続きを行い、入国時の手続を簡略できる「ファストトラック」が提供されています。事前に書類提出をしておきます。

成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港から入国される方が対象となっています。

4. スマートフォンの携行(必要なアプリの登録)

13才以上はスマートフォンの携行とアプリの登録が必須となっています。

入国後の宿泊施設の手配

現在、ファストトラックが採用されたにもかかわらず、入国検査に数時間が費やされるという報告をまだうかがいます。

3時間以上かかることを見越して、夕方以降に入国する便を利用される場合、空港最寄りの宿泊施設を予約しておくと安心です。

少しでもお役に立ちますように。

筆者

特派員

かん

ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。

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