【イベント＠サンフランシスコ】 没入体験型ゴッホ展 9月6日まで開催中！（Van Gogh Exhibit San Francisco: The Immersive Experience）
現在、2021年9月6日までサンフランシスコにて没入型展示のゴッホ展が開催中です。
同展覧会は、ゴッホの原画の展示ではありません。ゴッホの作画を活かし、それらに動きや音楽効果、ライティング効果を与え、参観者がゴッホの絵画の中に溶け込むような感覚を味わえる展覧会となっています。
各種メディアで高評価を得て、現在、下記の北米20都市にて展開されています。
■ 没入体験型ゴッホ展 開催地一覧
TORONTO
HOUSTON
MINNEAPOLIS
COLUMBUS
ORLANDO
LOS ANGELES
CHARLOTTE
DALLAS
LAS VEGAS
CLEVELAND
NASHVILLE
SAN ANTONIO
CHICAGO
PHOENIX
DENVER
PITTSBURGH
DETROIT
KANSAS CITY
光と音楽の一大叙事詩
会場内では、「ひまわり」や「星月夜」、「自画像」など、ゴッホの代表作がアレンジされて、会場内の壁画や天井、床一面に投影されます。安藤広重などの浮世絵に影響を受けたジャポニズムテーマの作品も投影されます。ゴッホの筆致の力強さと勢いに音楽がマッチし、ゴッホの視点で、彼が見ていたであろう風景を疑似体験するような錯覚に陥ります。まさに、ゴッホの絵画作品の中に埋没するような没入感覚に見舞われます。
今回のゴッホ展は、ロンドンでコンテンポラリー・ダンスを学んだイタリアの振付家、マッシミリアーノ・シカルディ氏（Massimiliano Siccardi）によって創作され、そこに同イタリアの作曲家、ルカ・ロンゴバルディ氏（Luca Longobardi）による音楽が加えられた「絵のダンス」に仕上げられています。
絵の動きは35分間続きます。35分間の中にいくつものテーマが散らばされ、「アイリス」が踊ったと思えば暗転して次は「ゴッホの寝室」になったり、アルルの風景やジャガイモの収穫の様子、「星月夜」などが次々とは現れては消えていきます。ゴッホの人生を知っていれば、会場一面に映し出される絵画の動きに心を奪われ、息をつくまもなく彼の人生を追体験することになるでしょう。
会場内の床にはソーシャルディスタンスを守るべく鑑賞する位置が床に投影されており、そこに座るか、いくつか置かれているベンチに腰を掛け、床に座らずに鑑賞することも可能です。
チケットの購入と入場時の注意
チケットは事前販売制が取られています。公式サイトで希望する人数分のチケットを購入します。チケットにはベーシック・プレミアム・VIPチケットなどがあり、チケットによってプレゼントの有無や入場時間の制限などの違いがあります。
〈チケットの種類一覧〉 （オフピーク時やピーク時によって同じチケットでも価格が異なっています）
VIP Flex（$100～） 優先入場・限定ポスターと記念品、ゴッホ展クッションのプレゼント、入場時間の指定なし
Premium Flex（$65～） 限定ポスタープレゼント・ゴッホ展クッションのレンタル（鑑賞時に使用し返却）、入場時間の指定なし
Basic Flex（$55～） 入場時間の指定なし
Basic Timed（$40～） 入場時間の指定あり
Child（$25～） 6～16歳向け
公式サイトのチケット販売ページで必要枚数とチケットの種類を選び、曜日をクリックすると、販売中のチケット（価格）が確認できます。
鑑賞日の変更（$24ほどの手数料が必要）は可能です。
館内入場にはマスク着用が義務付けてられており、入館時にはセキュリティチェックが行われます。かばんの中身は全て確認されます。また、バックパック類や飲食物の持ち込みはできませんのでご注意ください。
■ 没入体験型ゴッホ展（Van Gogh Exhibit San Francisco: The Immersive Experience）
・期間： 2021年3月18日（木）～2021年9月6日（月）
※好評に付き開催期間の延期がされています。
・会場： SVN West San Francisco（以前のThe Fillmore West）
10 South Van Ness Ave, San Francisco, CA 94103
・入場料金： $40（BASIC/オフピーク時チケット）～
・公式サイト： https://www.vangoghsf.com/（チケットの購入はこちらから）
・各種サービス：
ミュージアム・ショップ（オンライン・ストア）
屋外カフェ
セルフィーエリア
・注意事項：
映像作品を含め、館内の撮影は自由（フラッシュ禁止）。
入場者はマスク着用必須。
入場時にセキュリティチェックがあり、館内へのバックパックや飲食物の持ち込みは認められていない。
・駐車場： 会場周辺にあるパブリック駐車場（有料）を利用する。会場が提供する駐車場はない。
筆者
特派員
かん
ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。
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