【コミュニティ】 町角の小さい図書館(Little Free Library)
今日のサンノゼはとてもいい天気で、絶好の散歩日和でした。ですから、以前紹介した住宅街にある農園、J&P Cosentino Family Farmに散策がてら出かけ、林檎や干し杏を購入してきました。林檎は冨士ですが、歯ごたえがいいうえに甘く、干し杏も酸化防止剤などが使われていないので自然の旨味があり、とてもおすすめです。
J&P Cosentino Family Farmの向かい側には小さい桜の木があり、すでに葉桜になりかけていました。
季節の移り変わりは本当にあっという間ですね。
10年以上続く啓蒙活動 Little Free Library
サンノゼ界隈を散策されていて、こんな小さいお家形の本棚を見つけたことはありませんか?
これが、Little Free Library(町の小さな図書館)です。
筆者のSanta Cruzのホストマザーが10年ほど前に自宅に小さい、こんな写真のような図書館を用意されていて、そういうコミュニティ運動があることを教えていただきました。
ボランティア主導でネットワークを通じてコミュニティを構築し、読者を鼓舞し、すべての人の本へのアクセスを拡大する非営利活動だそうです。
■Little Free Library
筆者の周辺では、近隣の住宅街にも何件か設置されていますし、水泳施設の玄関や、小学校の事務室前、あらゆるところでこちらの"小さい図書館"を見つけます(必ずしもLittle Free Libraryとは限りませんが、同じアイデア、同じ趣旨という過程でこれらすべてを今回の記事では"小さい図書館"と扱っています)。
これらの"小さい図書館"にはFree Little Libraryの札がついていないので、もしかしたらその持ち主の方が自分で工夫されて、または、ほかのグループが活動をしているものかもしれません。
いずれにせよ、これらの"小さい図書館"の利用ルールは簡単です。
気に入ったご本を借りていき、代わりに自分がいらなくなった本を寄付する。
もしくは、読み終わった本を寄付する。
どなたも家庭で読まなくなったご本があると思います。
日本でも試みられているようで、日本では「まちライブラリー」や「マイクロ・ライブラリー」という試みで展開しているようです。
町を散策されていて、この"小さい図書館"を見つけたら、ちょっと覗いてみてください。
気に入った本があったら、どうぞ。
そして、寄付してもいいな、というご本がありましたら、"小さい図書館"のコレクションに加えてあげてくださいね。
Please Stay Safe & Healthy!
筆者
特派員
かん
ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。
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