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【山火事】 風景が黄色いのは山火事の影響

カテゴリー:治安・渡航安全情報 / 自然・風景 投稿日:2020年9月10日

「おはようございます
 外が、黄色い??
 私の目がおかしいのか?」


朝の10時くらいに、そんなメッセージが友人から届きました。


「おはようございます。はい、外は昨日から黄色いです♥
(ってハートマークを付けるような事態ではないんだけど。。。)」


と返事をしましたが、もしかするとこの黄色い天気はやはり話題にすべきことかもしれないと考えて、今回はこの黄色い天気についてご紹介します。


サンノゼの空は今日も黄色い


こちらは今朝の6時半(アメリカ太平洋時間)のサンノゼの空です。気温は摂氏15度で、まだ大気汚染マークは天気予報で表示されていません。マスクを着用せずに外を歩いていても、そう息苦しさは感じません。


Screen Shot 2020-09-09 at 10.24.59.png


普段であればバラ色の朝明けが見えてもいい時間帯なのですが、どんよりと曇った様子が見受けられます。
こちらの写真は同じ時間帯の高速道路の様子ですが、やはりどんよりとしています。


Screen Shot 2020-09-09 at 10.24.48.png


そして、朝の7時半過ぎの様子がこちらです。少し息苦しさを感じます。気温は摂氏17度ほど、大気汚染マークはすでにスモークマークになっています。


Screen Shot 2020-09-09 at 10.25.12.png


カメラの調子でしょうか、少し赤みがかっていますが、実際はもっと黄色みがかっています。(あえて色彩調整を加えていません。)


息苦しさを感じてPurple Air を確認したところ、大気汚染の数値は70程度でそう高くはなかったのですが、6時半くらいの空気が良かったため、そう感じるようになったのでしょう。幸い、PM2.5 対応のフィルターを挿入したマスクを着用していると、気になりません。


今朝、筆者は近隣の友人と一緒に朝の散歩を愉しむため、待ち合わせ場所までマスク無しで歩き、散歩中はマスクを着用していました。散歩の後、友人と別れてマスクを外したところ、息苦しさを感じました。そのため、再度マスクを着用し、そのまま歩いて自宅へ戻りました。
COVID-19起因か大気汚染起因かに関わらず、サンノゼでは、マスク(可能であればフィルター付き)が日常生活の必需品となっています。


朝の10時半の様子がこちらになります。


Screen Shot 2020-09-09 at 10.25.35.png


今度は見た目のままに黄色い写真を撮影することが出来ました。
朝の7時半の時点での肉眼での風景もこのような色味でした。


なぜ空が黄色いのか


昨日のSFGATE 、ベイエリアに関連するニュースやエンターテイメントの情報ニュースサイトに、こんな記事が掲載されていました。


ベイエリアの空は黄色く広がっているのに、なぜ煙臭くないのか?
Why the Bay Area sky has a yellow glow but it doesn't smell like smoke

https://www.sfgate.com/news/editorspicks/article/Bay-Area-yellow-glow-sky-wildfire-smoke-15550298.php#:~:text=The%20mass%20of%20polluted%20air,different%20color%2C%22%20explained%20Gass.


"A yellow glow"を直訳すると"黄色い輝き"になりますが、この空模様を見ていると、黄色くぼやけた様子が空に広がっているのをそう表現したのだろう、と思います。


こちらの記事によれば、



・(この空の色は)8月のメンドシーノ郡での複合火災による山火事の煙が100マイル(凡そ160kmほど、東京から那須への直線距離程度)以上移動してベイエリアまで到達し、その汚染された空気が、ベイエリアの大気の中で高く浮いているためで、そのため、煙臭さは見た目より強くない。(国立気象局の予報官ロジャー・ガス氏)


・海洋逆転層 が障壁となって(山火事によって汚染された大気を遮って)いる。(ゴールデンゲートウェザーサービス(民間の予報サービス)の気象学者ヤン・ヌル氏)



ということで、南カリフォルニアの山火事の煙がベイエリアに移動してきたため空が黄色くなっているものの、煙自体は大気の上に位置すると同時にベイエリアの海洋層がバリアの役目を果たしてくれているため、煙臭さはそう感じない、と理解してよいのでは、と思います。
先週までは、ベイエリアで発生した近隣の煙が大気中の低い層に蔓延していたため煙臭さが強かったのですが、今は煙の位置が高いため、大気汚染の数値が少し下がっているようです。


別の友人から、お昼頃、


「(サンノゼ北方にある彼女の住む街)もどんよりしてますなぁ。。 
 世紀末のような空。。」


と、テキストが届きました。


電球色に世間が見えるのは、またどんよりとした空模様が広がるのは、視覚的だけでなく、精神的にも参ってしまいそうですね。
この黄色い空は、私達の生活に、いかに陽の光と正しい?色が大事かを再認識させてくれる機会にもなっています。


この黄色い空には室内まで黄色くなります。


デザインやガーデニング設計などで色を要とするお仕事の方は、デジタル作業では影響がないでしょうが、アナログ作業では仕事にならないでしょうね。


次回はもう少し明るい話題をお届けします。それまで、皆さま、どうぞ Stay Safe and Healthy!


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かん

アメリカ・サンノゼ特派員のかんが現地から北米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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かん

中国留学をきっかけに、異文化間交流に興味を持ちはじめました。 ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニア州サンノゼ市で仲良く暮らしています。サンノゼ近郊を中心に、心がワクワクする観光名所や美味しい場所、カップルでも家族でも、また仲間とででも楽しい経験ができる情報をお届けします。 DISQUS ID @disqus_IMeUERd8FP

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