プエルトリカン料理 vol.1

公開日 : 2011年10月26日
最終更新 :

日本でプエルトリコに住んでいると言うと、聞かれる質問のひとつが「どんな食べ物?」です。

私の答えは...

「白いご飯と豆のシチューのようなものが主食。」

「味は辛くなく、マイルド。」

「プランテインという青バナナを使った料理が多い。」

「牛肉よりも、チキン、豚肉をよく食べる。」

この「白いご飯」と言っても、日本で言う「白いご飯」ではなく、もっとドライな感じ。

一粒、一粒、摘めるようなパラパラのご飯です。

日本のようにご飯を炊くと、「この女性は料理が苦手」と思われるとこちらの家族に聞きました。

さて、これから「プエルトリカン料理」については何度も記事をアップしていこうと思っていますが、今日はプエルトリカン料理に欠かせない調味料についてお話したいと思います。

まずは、「ソフリート」。

この名前は初めて聞いたときから、私にとって忘れられないエピソードがあります。

プエルトリコに来る前、ハワイに住んでいたとき、義理の母が私たちを訪ね、私たちの家に数週間滞在しました。

そのとき、一緒にスーパーに行った際、

義理の母 「藍子、ソフリートはどこ??」

私 (数秒間、何も言えず、頭の上に?が)「ソフリートって何?」

義理の母 「藍子、ソフリートはソフリート!ソフリートがないと今日のプエルトリカン料理は作れないのよ。」

そして、もしかしたらとインターナショナルフードセクションに母を連れて行き、そこで、ソフリートを発見!!!

そう、それくらい、プエルトリカン料理には欠かせない物なのです!

ソフリートとは、何の料理にでも加えられる、だしみたいなもの。

市販の物もたくさんのメーカーから出ていますが、家で作る人もたくさんいます。

玉ねぎ、にんにく、アヒー(小さいピーマンで、苦味がほとんど無い)、コリアンダー、赤ピーマンを細かく刻んで、ブレンダーにオリーブオイル、オレガノ、塩、こしょうと一緒にかけるだけ。

材料はこれに人によって、プラス、マイナスしています。

トマト、お酢、オリーブ、ケイパスなどを加えたりと。

市販の物はプエルトリコならどこでも手に入ります。

こちらはホテルの多く立ち並ぶコンダドの裏にある24時間OPENのスーパーマーケット、Super Maxです。

いろいろなホテルからでも徒歩で行ける距離です。

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どこのスーパーでも同じですが、野菜やフルーツの売り場の一角にソフリートのコーナーがあります。

こんなにたくさんの種類!!

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値段もとってもお手頃なので、自分の好きな味を探してみるのも楽しいです!

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ソフリートの側に必ず置いてある、にんにくをすりつぶした物の瓶詰めもいろいろな料理に使えてとっても便利です。

10月のお題"おすすめ調味料"

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