米西海岸から年末年始のNYへ!大混雑の中どう過ごす?
アメリカ東海岸は現在、12月31日。ニューイヤーイブ、大晦日です。
サンフランシスコ・ベイエリア在住で、サンフランシスコ4特派員としてこのブログを担当している私ですが、この年末年始のお休みは、家族とアメリカ東海岸に来ています。数日前からニューヨークに滞在し、年越しはタイムズスクエアのホテルで!というスケジュール。
アメリカ生活には慣れているものの、ニューヨークという都市は全くの初心者。下調べをあまりせずに来てしまった上、観光客の多さを甘く見ていました。
でも、大混雑のニューヨークで、私たちが遭遇したことや、少しでも楽しむための工夫が、誰かの役に立つことがあるかも? というわけで、今回はサンフランシスコ4特派員ブログ番外編として、ニューヨーク年末旅について、ご紹介します。
年末のマンハッタンはとにかくすごい人!
サンフランシスコを出発したアメリカ東海岸の旅。
12月25日にサンフランシスコ国際空港を飛び立ち、まずはボストンに数日間滞在した私たち。のどかなシリコンバレーと比べると、ボストンも都会であることを実感する人の多さでしたが、特にしっかりと計画を練らなくても目的の観光はできたので、そのままの感覚でやってきたニューヨーク。
12月28日に到着してまず驚いたのが、どこに行っても溢れる人!人!人!
ボストンからはアセラ(acela)という特急を使い、マンハッタンのペンシルバニア駅に着いたのですが、この駅から大混雑。人混みはその後も、メトロ、ホテルまでの道とどこまでも続きました。
ホテルに荷物を置いて、夕食のために再び街へ出ましたが、通り過ぎていく飲食店はどこも人でいっぱい。ボストンではゆったりとしていたダンキンドーナツやマクドナルドですら注文の人が列をなしていて、驚きました。
メジャーな観光スポットは予約・朝イチで!
自由の女神像、エンパイアステートビル、トップ・オブ・ザ・ロック(ロックフェラーセンターの展望台)、ワールドトレードセンターの展望台など、人気の観光スポット、特に展望台など順番に人を運ぶ必要がある場所は、どこも観光客でいっぱいでした。
昼前ぐらいにのんびりと行くと、終わりが見えないほどの行列!並んで登るのはあまりにも時間がもったいないので、そこから慌てて戦略を立てました。
自由の女神像
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ウェブ予約で12月31日の午前中のチケットを手配。
この予約も、検索しているそばからどんどん埋まっていくという人気で、最終的にはほぼここしかない、という状況で予約をしました。
エンパイアステートビル
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12月30日の朝7:45頃にいったところ、外では全く並ばずに入ることができました。前日の午後に訪れた際には、ビルの周りを行列がぐるっと囲むくらいの人だったので、やっぱり「朝イチ」という戦略が有効であることを実感しました。ただし、この日は朝に雪がちらつくような寒い日だったので、前日はより混んでいたということもあるようです。
ワールドトレードセンター
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中心部から離れているから、混雑も少しはマシかな?という読みは甘く、12月30日に、エンパイアステートビルの後にいったら、すでに大行列。ただし、その場で17時台の予約ができたので、夜に出直しました。
トップ・オブ・ザ・ロック
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ワールドトレードセンターが無理だったので、ダメ元で行ってみたら、当然ながら大混雑。ただ、こちらも19時台の予約ができたため、ワールドトレードセンターとハシゴをする形で、12月30日に登りました。
ミュージアムも早めの行動がおすすめ!
ニューヨーク観光で、もうひとつ外せなかったのが、ミュージアム。
我が家は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)とメトロポリタン美術館(Met)
に行きましたが、結論としては、やはりこちらも「オープン時間後すぐ」がベストです。
次第に混みはじめるのは、他の観光地と変わりませんが、ミュージアムは「まだまし」という印象です。混雑する時間に行っても入れないということはなく、待ち時間はあるものの、中が広いため入ってしまえば、じっくりと鑑賞できるのもいいところ。
私の場合、12月30日のオープンと同時にMoMAに入りましたが、鑑賞し終わった昼過ぎでも、館内の混雑やチケット売り場の列はあまり変わりませんでした。展示も、有名な絵画の前には人が多いものの、日本の美術館の人気展示に比べると全く気にならないレベルでした。ソファも随所にあり、ゆっくりと座って鑑賞できるというのも、疲れにくくしてくれるありがたいポイントでした。
混雑エリアに行く時に気をつけたいこと
今回、年末のマンハッタン中心部をメインに観光していて感じたことをいくつか挙げます。
まず、タイムズスクエアを中心に、エンパイアステートビル、ロックフェラーセンター、五番街〜セントラルパーク のあたりは、常に人が多く歩くのが大変なくらいでした。観光地間が徒歩移動可能なこともあってか、歩道は常に人で溢れている、という状態です。さらに、色々な場所で写真撮影のために立ち止まる人がいるため、流れに乗ってサクサク歩くということも難しい状況でした。移動は余裕をもって、がオススメです。
また、今回かなり苦労したのが、トイレでした。
特に、タイムズスクエア周辺、ロックフェラーセンターや5番街では、街をぶらぶらと歩きながら観光がメインになるため、カフェなどを利用したついでにトイレを済ませるというつもりだったのですが、どこも同じような考えの人がいっぱいで、スターバックスのトイレに10人近く並んでいるということも。いきたいと思った時にすぐいけない可能性が高いので、レストランやミュージアムなど、比較的入りやすいところでは必ず利用しておくことをオススメします。
年末のNYを味わう旅
人の多さばかりを強調してきましたが、街が人で溢れているという雰囲気まで含めて楽しむ、というのも年末NY旅行だからこそかな、とも思います。できるだけストレスなく、安全に観光を楽しむために、余裕をもって計画しましょう! (というのが、今回の我が家の反省点でした。)
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