フルオープニングに向けてカウントダウンが始まったCA。6月初旬サンフランシスコの様子

公開日 : 2021年06月11日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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州全体で感染規制の縛りが解除される2021年6月15日のフルオープニングまで、いよいよ数日後に迫ったカリフォルニア州。昨日サンフランシスコのブリード市長も、サンフランシスコでも例外なくオープニングを行うとツイッターで発表しました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

フルオープニングまであと5日となった週

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いよいよカリフォルニア州では、感染に対する規制を一切排除するフルオープニングまであと5日を切りました。これまでカリフォルニア州の規制とは別に、さらに厳しい規制を設けていたサンフランシスコですが、今回のフルオープニングに関しては、カリフォルニア州と足並みを揃える、と発表しました。

6/15から規制が解除されるもの

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来週火曜日に迫るフルオープニング、今回の規制解除で変わることはさまざまですが、大きく変わる変更点は以下になります。

人数制限:これまでレストランやスーパーなどで密を避けるために行われていた人数制限が解除

ソーシャルディスタンス:6フィートの距離制限の解除

マスク規定:マスク着用に関する規定の解除

マスクに関しては、公共交通機関やそれぞれの企業のポリシーによって着用する場面はありますが、例えば大型チェーンスーパー「Safeway」は6月15日以降は店内でのマスク着用は必要しない、と発表しています。

例外として適用されるのが、超大型イベント。こちらの開催に関しては、特別ルールが定めらています。詳しい情報はこちらの公式サイトを参考にしてください。

今週のサンフランシスコのワクチン接種の状況

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サンフランシスコ市の公式ウェブサイトによると、現在12歳以上のサンフランシスコ市民で少なくとも1回目の接種を終えた割合は79%。すでに62万人の市民がワクチン接種を完了しています。先週の78%からわずか1%の増加ですが、人数を見ると約10万人分の増加、1日平均接種者数は3300人です。

今週の増加は、先週お伝えしたカリフォルニア州のワクチン接種推奨プログラムの影響によるもの。今週もこのままの割合でワクチン接種が進めば、来週までには80%に到達しそうです。

カリフォルニア州の感染状況

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カリフォルニア州の感染状況、今週も順調に減少傾向にあります。今週の平均新規感染者数は1012人。1000人を下回った先週よりやや増加していますが、安定しています。

州全体の今週の人口10万人当たりの平均感染者数は2.0人・陽性率0.8%・ICUの空き状況34.1%。陽性率も先週と同じく1%以下に割り込んだ状態です。ワクチンの摂取率ですが、今週は54.3%が完全に予防接種を受けた状態、11.4%が少なくとも1回目の接種を受けています。

最後に

このコラムを書いている5月26日、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は3万6819人・死者数547人。先週の3万6626人・死者数542人に比べ、今週の増加数は193人。1日の平均数は27.5人です。加えて、陽性率は0.5%、人口10万人当たりの平均感染者数1.2人。先週に比べて僅かに新規感染者数が増加していますが、安定した状態の維持が続いています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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