大気汚染が懸念されるサンフランシスコ。その後1週間の様子をレポート☆
サンフランシスコから約280km北に発生した山火事によって、サンフランシスコは悪質な大気汚染に見舞われました。先週木曜日11/15には、大気汚染の状況を示す大気質指数が235まで上昇し、翌日金曜日は学校が臨時休校になるなどの事態に。今回はそのような事態に陥った11/16以降の街の様子をお伝えします。
11/16は交通機関が無料に!!
大気汚染レベルが急激に上昇し、公立学校などが臨時休校になった翌日(11/16)、サンフランシスコ市内では公共交通機関であるミュニの使用が無料となりました。これは、バイクや徒歩ででの外出を控え、バスやミュニの使用を奨励したもの。
この日は相変わらずどんよりと煙が溜まった状態で、いつにも増して防塵マスクの使用率が上がっています。
週末に掛けては煙たさが多少減少
それから週末に掛けて、独特の煙たい匂いが僅かながら減少し、多少過ごしやすい状態に。天候は相変わらずどんよりとしており、霧が掛かっているのか、スモッグなのか分からない曖昧な状態。サンフランシスコらしいクリアな青空は、山火事が発生して以降お目に掛かれていません。
米国のAQI行政機関が発表する大気質指数ですが、火曜日の時点ではこのような感じ。まだマスク着用を奨励する「Unhealthy」の状態が続いています。ただし、翌日に雨が降ることで、この数字に変化がある見込みだということ。
水曜日に雨到来!
水曜日の朝の時点で、大気質指数は大幅に改善!さらに、8時過ぎから本格的に雨が降り出しました。
こちらの雨は夕方まで降り続き、大気質指数は普段のサンフランシスコの状態まで落ち着きました。木曜日の朝、天候は回復し実に2週間ぶりに、太陽がサンフランシスコを降り注ぎ、青空が戻っています 。
最後に
気になる北部の山火事ですが、現在も消化活動が続いています。昨日の雨による影響で土砂崩れも懸念されているとのこと。人口 27,000のパラダイスの町と含む合計153,336エーカーを焼き尽くした山火事、一刻でも早く消化活動が終結されることを祈っています。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
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