久しぶりにウエスタンアディション歩いてみたら、しゃれた店が増えててびっくり!

公開日 : 2022年04月01日
最終更新 :
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テンダーロイン地区と並んで、市内でも治安があまりよくないエリアと言われている"ウエスタン・アディション地区(Western Addition District)"のフィルモア通りを久しぶりに歩いてみました。比較的家賃が安い場所でもあり、ここのところ住民やビジネスの入れ替わりでずいぶん様変わりした地区なんです。話題のレストラン、小さい子供連れ親子がファーマーズマーケット(Fillmore Farmers' Market/リンク)で買い物をしているのが日常の風景として見られるようになっているのです。しゃれたお店が思っていた以上に増えていて、ちょっとびっくりしました。

ビクトリアンハウスと生活困窮者用アパートが共存するエリア

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▲Woori Market

フィリルモア地区とも言われているウエスタンアディション地区は、今のサンフランシスコの地図を見ると町の中心ぽいところですが、かつては西側の追加地区(中心部から西側の開発地区)。それがそのまま名前になりました。バンネス(Van Ness)〜ディビサデロ(Divisadero)+ゲーリー(Geary)〜フェル(Fell)に囲まれたエリアです。日本町の西端のフィルモア通りを歩いて、陸橋となっているゲーリーから南側、道路にはゴミが目立つようになります。以前は夜遅くまで営業していた焼肉屋さんが数件ありましたが、パンデミック以降消滅してしまったようです。

頑張っているのが韓国系グロッサリーストア「ウリーマーケット(WooRi Food Mart)サイト」です。

韓国の食材や輸入品もありますが、日本食材の値段が日系スーパーに比べると安いのが魅力。

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いつもお客さんがいる人気のアイスクリームショップ「ミヤコ・オールドファッション・アイスクリームショップ(MIYAKO Old Fashioned Ice Cream Shop)」。100種類を超えるフレーバーがあると書いてあります。まだ一度も入ったことはありませんが、本当に100種類もあるか今度行ってみようと思います。

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▲変革の核

そして、ミシュランスターレストラン「ステイト・バード・プロビジョンズ(State Bird Provisionsサイト)」と「プログレス(The Progressサイト)」と、その角に「アンチョビ・バー(The Anchovy Barサイト)」

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フィルモアにステートバードができたときは、立地的に大丈夫?!と心配していました。そして初めて並んでみたとき、列のお客さんと歩いている人のギャップが違いすぎて、みんなで並べば怖くないと思わず笑いが込み上げてきた思い出があります。いまはほとんど心配無用です。

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もう少し南側に進むと、防犯用フェンスがついているコーナーストアもあり、周囲は殺風景な感じになります。以前はフェンスばかりだったのですが、徐々に減ってきているのを感じます。マクドナルド(1100 Fillmore St)を過ぎ少し上り坂を進むと、ペインテッド・レディース(The Painted ladies)で有名な歴史的地区アラモスクエア方向。1800年代後半のビクトリアン調の家が建ち並んでいます。このあたりにテックバスが停まるようになってウエスタン・アディション地区が変化していきました。

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ベーグルといえばここ、ミッション地区の人気ベーグルショップ「ワイズサンズ(WISE SONS Jewish Delicatessenフィルモア店サイト)」を発見。

隣には、全米展開しているボバティー「ボバガイズ(BOBA Guysサンフランシスコベイエリア各店サイト)」

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今回最後の発見。フィルモア&ゲーリー、ミュニバス#38インバウンドのバス停から1ブロックに「ソーシャルスタディー(TheSocialStudyサイト)」(住所1795Geary)ラウンジ見つけちゃいました。最近流行りのビールカクテルあり。ちょっと興味あり!

いかがでしたか?

かつては、日本町より南側は行かない方がいい場所でした。話題のお店と防犯フェンスとビクトリアンハウスで治安のいい悪いがモザイク状態ですが、昼間はちょっと安心して歩けるようになってきています。日は長くなっていますが、暗くなったらやはり注意するべきところは避けて通ってくださいね。

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筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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