マーケットで振り返る4月のサンフランシスコ・ベイエリア

いきなりクイズですが、4月1週めに発見した、これはいったい何でしょう？

ヒントは、"お寿司"あるいは、"ローストビーフ"。（答えは文末にあります）この食材、葉っぱつきは初めて見たので、葉っぱの味を聞いてみたら「僕、食べたことないけど、たぶん辛いんじゃないかなぁ」もヒント。

翌週、雨上がり4月16日の早朝のマーケットは、少し足元が悪く、またイースター休暇ということもあって、やや静かなマーケットでした。写真左から2番めは、クイズの葉っぱ部分。この週は、根っこ部分と分けて売られていました（笑）

4月後半、カリフォルニア州の州花でもある"カリフォルニアポピー（California Poppy）"が出始めました。日本語では花菱草（ハナビシソウ）と言われていますが、ほとんどは濃いオレンジ色。レアな淡黄色と初めてみたのが、何とピンク色（1束$6）。もうテーブルフラワーとして買わなきゃ！でした。

マギニス・ランチMcGinnis Ranch

↑ポピュラーなオレンジ色は、あちこちで見かけますね↑

4月30日のマーケットは、先週の雨のあとの好天で一気に果物が登場。ビワは、果肉部分もそうですが、葉っぱもお茶にできるみたい。

K＆J オーチャード（K&J orchards））

1バスケット$9とやや値段が高めですが、カシワセファーム（Kashiwase Farms）で、さくらんぼ・桃を発見しました。ここ以外でも数ヵ所さくらんぼが売られており、チェリーの季節到来です。

2週間くらいしか出回らない、レアなニンニクの花（茎）は、値札の下に料理のし方も書いてあって、助かります。"ウエブで検索"は簡単ですが、知らない買い物客同士「あなたはどうやって食べるの？」なんて会話も楽しいです。質問した相手が、有名シェフだったりすることがあるのも、フェリービルのファーマーズマーケットのすごいところです。

ロンリーマウンテン・ファーム（Lonely Mountain Farm）

1束買って数日、花瓶に生けておきます。蕾がちょっと膨らんだら、根本の硬い部分を切り落とし、斜めの薄切り、柔らかい部分は、3〜4cmくらいに切って、蕾の部分と合わせてオリーブオイルで炒めます。仕上げは、おいしいお塩・胡椒＋レモンをしぼる。こういうのはシンプルな食べ方が一番です。

いかがでしたか？　今月は春先の食材から初夏の食材に移っているのがわかる月でした。

明日から5月、アメリカの学校は卒業式のシーズンです。マーケットの食材も人も一気に"夏"を迎えます。来月もマーケットの"走り・旬・名残"を買い物がてら観察してみます。

さて、クイズの答えですが、お寿司で、??と思われたかもしれませんが、ローストビーフでピン！ときたかもしれません。答え：ホースラディッシュ　本物のワサビのかわりに、ホースラディッシュであのツーンとした辛味を出したりしています......

葉っぱは、ゆでて細かく切って食べてみたら、ほのかにツーンとしました。

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【堀江謙一さんのイマココ】

https://www.furuno.com/special/jp/horie-challenge/

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