話題のアラメダに待望の公園・ウォーターフロント華麗なる変身

公開日 : 2022年03月19日
最終更新 :
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アラメダ(Alameda)という場所をご存知ですか? もしかするとアラメダポイント(Alameda Point)というとご存知の方もいらっしゃると思いますし、アラメダ島(Alameda Island)のことかと思う方もいらっしゃるかもしれません。

サンフランシスコから車で約30分。ベイブリッジを渡り、880号線をオークランド方面に走行し、海底トンネルのウエブスター・チューブ(Webster ST Tube)を抜けると到着します。都市部の住宅が高騰している影響で、近年成長著しいベッドタウンですが、一方で歴史を感じるオールドタウンもあります。そんなアラメダ(アラメダ島)のウォーターフロントに公園ができていました。とってもすてきな公園を発見したとひとりほくそ笑んでいたのですが、来月初めオープン記念のイベントがあるそうです。内緒にしておきたいような、皆さんに足を延ばしてきてほしいような気持ちですが、ニッチな話も混ぜてご紹介します。

旧海軍さんの町アラメダに風光明媚な公園完成間近

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通称、ニミッツフィールド(Nimitz Field)、元空港です。見上げると真っ青な空、真っ平らなコンクリート滑走路。なんだか独り占めしたくなるような広さです。遠くで子供たちがなぜか走り出します。見えなくなるまでどこまでも走って行っちゃってました。広いっていいなぁ。

対岸のサンフランシスコがとても窮屈に見えます。

*目の前の道路の名前が、"パンナムウエー(Pan Am Way)"。パンナムって聞いて「兼高かおる世界飛び歩き(後に、世界の旅)』を思い出し、海外へ夢を馳せたも方多かったんじゃないでしょうか? 1928年パンアメリカ航空は、西側で最初に旅客用飛行機"チャイナクリッパー"で太平洋を横断しました*(ニッチな昔話)

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そして、「アラメダ海軍ミュージアム(Alameda Naval Air Museumサイト)」は、土曜日10:00〜15:00のみオープン、なんともニッチなミュージアムじゃありませんか。

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造成中の公園「アラメダズ・ウォーターフロント公園(Alameda's Waterfront Park)」です。春の暖かな午後、海風にそよぐお花はとても優しく穏やかに咲いて。出来立てのベンチに座って光る水面や遠くの景色を眺めながらゆっくり物思い......時間がゆっくり過ぎていくようです。湾に浮かぶさまざまな景色をひとりきりで眺められた贅沢な空間です。静かに打ち寄せる波は、日常がどこかに飛んでいってしまいそうなほど"オフ"になれます。

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ここにはどんなものがくるのでしょうか? すでに出来上がっていたピクニックテーブルでは、さっそくテーブルクロスを広げてパーティの準備中、聞けばこれから友達を呼んで誕生日会をするそうです。この近くに引っ越してきた人のようでした。

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1940年11月1日アラメダ海軍航空基地オープン、海軍さんの町になりました。戦地におもむく人などで第二次大戦では一晩で人口が2倍になったといわれています。当時の面影を感じる、引退した「軍監ホーネット(USS Hornet)」は、静かにたたずんでいます。

【USS Hornet】

・住所: 707 W Hornet Ave, Pier 3, Alameda CA 94501

・チケット: 大人$20

・時間: 金〜月10:00〜17:00

*16:00までに入場

遠くからも風格を感じますが、近くでみると威風堂々オーラが強烈。引退した軍艦でもさすが圧倒されます。

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うまく基地の雰囲気を残し、すてきに再開発されてるなと感じました。過去にどんなことがあったかを知る手ががりとなり、未来を考えるきっかけづくりとなりそうな場所です。

車じゃないと行くのが少したいへんですが、フェリーでもこられそう。次はフェリーでこのゴージャスな風景を眺めにこようと思います。サンフランシスコ・ベイフェリー(San Francisco Bay Ferry/オークランド・アラメダ便)

フェリーは、メインストリートターミナル(Main St Alameda)で降ります。週末はスピリッツアレー無料トローリーがあるのでの利用しましょう! (Spirits Alley Trolley運行スケジュール)アルマナック・ブルワリー(Almanac Beer)まで乗って、徒歩2〜3分です(各所ストップしながら30分くらい)Alameda Seaplaneルートもありもありかもしれませんね。

*サンフランシスコベイフェリー(San Francisco Bay Ferry/ルート&スケジュール)

さて、来月のイベント"Waterfront Park Launch Fest"2022年4月9日(土)13:00〜17:00の場所は、アラメダポイント・ウォーターフロント・パーク、シープレーンラグーン( Alameda Point Waterfront Park, Seaplane Lagoon)、参加費無料。新しすぎてGoogleマップに掲載されていないので、詳しくはこちらサイトをご覧ください。昼下がりから夕暮れのサンフランシスコ湾とその空気を感じながらライブミュージック。

小ちゃいパークですが心揺さぶる度はきっと大きいです。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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