オミクロン株、アメリカ最初の感染者がサンフランシスコで確認

公開日 : 2021年12月03日
最終更新 :
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▲フリーウエー101号線からサンフランシスコ市

記憶にないほど暖かな師走。記録的な気温らしいですが、2021年12月1日の午後、オミクロン株の最初の感染者がカリフォルニア州で確認されたとニュースが入りました(CDC米国疾病予防管理センター)

ついにアメリカ国内で見つかってしまったと思ったら、"サンフランシスコ"とわかり、一気に身近に感じたオミクロン株。

感染者の方の経緯は以下です。

11月22日(月):南アフリカからサンフランシスコに帰国

(感謝祭25日~その週末)

11月28日(日):コロナのような症状が出たのでテストを受ける

11月29日(月):陽性と結果が出る

12月1日(水)アメリカでの最初のオミクロン感染者と確認

この方は、幸い軽症で検査結果を受けて自己隔離を行っています。濃厚接触者とは全員連絡がとれていて、検査結果は全員陰性のようで安心しました。

カリフォルニア州とサンフランシスコ市の公衆衛生局は、オミクロン株の感染者が確認されたことに関して声明を発表しました。(カリフォルニア州公衆衛生局)「この変異株の警戒を怠らないことは必要だが、パニックになるほどではない」「拡散を防ぐために、カリフォルニア州は空港での新型コロナウイルス検査体制を拡充している」とありました。

ニューサム知事も、学校やビジネスの閉鎖について、今のところ自宅退避令などの可能性はないとしていました。当初、またロックダウンや自宅待機になるのではと思いましたが、それも現在のところなさそうで、パニックで大騒ぎしてしまう私には、安心できるコメントでした。ただし、以下を徹底するようにとのことです。

*ワクチン接種とブースター接種の推奨

*屋内でのマスク着用

*症状が出た場合、検査

*体調が悪い場合、自宅待機

サンフランシスコ市は、1回以上ワクチン接種しているが、85%(サイト)なので、ひどいパニックにならないかもしれません。ブースター接種も先月までは、予約がなくても接種できていましたが、事態を受け3回目を急ぐ人も出てくると思います。症状が出た場合の検査は、ホームテストキット(欲しかったブランドはすでに売り切れだった)を用いて行うようになるかなと思います。今シーズンは、風邪かなぁ?と思ったら、まず自身でコロナの検査をする人が多いです。マスク着用に関しては、規制も緩み、屋外でマスクを外している人も多くなりましたが、室内は基本的にマスク着用です。うっかりしている方も見受けますが、室内のマスク着用は、お互いのために守っていかなければと思います。

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ホームPCRテストキットは、CVSにはあるようですね。(サイト)学校に通っているお子さんがいるお家では、ホームキットの常備が常識だったとは知りませんでした。私もとりあえず買っておこと思いました。

昨日一報を受け、今朝(2日)までの状況です。これからどうなるか状況を見続けないといけません。ちょっとだけ日常に近づいてきたかもと思ってたところで変異株。まだまだ耐え忍ぶ日々が続きそうです。

皆さんもどうか安全にお過ごしください。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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