サンフランシスコフリートウィーク2021帰ってきたブルーエンジェルス!楽しみ方付き

公開日 : 2021年10月11日
最終更新 :
1342マリーナグリーン - 1.jpeg

10月10日は、日本では晴れの特異日と言われていますが、海軍のお祭りフリートウィーク(Fleet Week)とその航空ショーが2年ぶりに行われました。日曜日にメイン会場のマリーナグリーンの様子とアクロバット飛行の数々を見物に行ってきました。

マリーナグリーン・メイン会場で思い切り楽しむ

1304VIPセキ - 1.jpeg

フリートウィーク・メイン会場は左にゴールデンゲートブリッジ、右にアルカトラズ島が見える場所。座席40ドル〜、スナックがついていてカテゴリーによってはビュッフェもあるそうです(来年は特等席で見てみたい)

1336マリーナグリーン豆粒飛行機 - 1.jpeg

▲やはり豆粒飛行機

芝生にシート(毛布)をひいて寝っ転がって見てる人、アウトドア用の椅子でのんびり眺めてる人、海沿いでどーしても近くで見たい人...マリーナグリーンは人でいっぱいです(マスク必要)メイン会場自体は無料ですが、簡単なバッグチェックがあります。海軍・陸軍・マリーン・空軍、警察、消防隊もブースを作って活動の紹介やグッズの販売をしていたり、フードトラックには長い行列ができていたり、子供向けアクティビティがあったり、珍しい車両も展示されています。

1317ミュにバス病院 - 1.jpeg

▲ミュ二バス

なるほど、こんな使い方もあるのか中を見せてもらったのが、ミュ二バスを改造した治療施設。12の折り畳み式ベッドと椅子が4つ。酸素ボンベ、医療用品がきっちり収まっていました。出動回数はあまりないそうですが、今がピークを迎えている山火事の際の応急処置、コロナ禍(クラスター)でも何回使ったそうです。アメリカでは20人乗りのミニバスというのがありますが、あれも改造して救急車として使っていますね。

ボーイング777にエアフォースvsネイビー

1409エアーフォース5機 - 1.jpeg

▲フォートメイソン

12時からパラシュート部隊のデモから始まり、コーストガードのへりのホバリングから救助の様子(VIP席からよく見えてた)、イラクにも駐留していたP-3(輸送機)、プロペラ機によるアクロバット飛行と次々。前半のメインはエアーフォースによるフォーメーション〆はこの飛行です。

1456UAボーイング777 - 1.jpeg

▲ボーイング777

ユナイテッド航空主催のイベントなので、毎年ジャンボ(ボーイング747)がゆっくりと旋回しますが、今年は、ボーイング777による優雅な飛行でした。

1457マウンテンポリス馬 - 1.jpeg

▲人気者のお馬さん(ポリス)

フリートウィークにはお馬さんの警官(Mounted Police/Mounted Unit)をよく見かけます。飛行機の爆音にも動じないように訓練の目的もあるそうで、気軽に記念写真に応じてくれますし、触らせてもくれますし、良い子にはスティッカーもプレゼント!ただしお尻の方には行かないでね!と一言。馬の本能で蹴っちゃうかもって事です。

1513ブルーエンジェルス4機 - 1.jpeg

▲大トリ登場は3時

航空ショーの主役はアメリカ海軍所属のブルーエンジェルス。6機編隊で4機と2機とで数々のアクロバット飛行

1515チューしてる - 1.jpeg

両機がすれ違う一瞬だけ羽を垂直にして交差。まるでチューしてるみたいです❤️

隣の声も聞こえないくらいの爆音なのですが、それに勝る叫び声が後ろから聞こえました、衝突すると思ったんでしょうかね。私も初めてブルーエンジェルスを見学した時は何度もそう思いました(苦笑)

1529ブルーエンジェルス2機逆さま飛行 - 1.jpeg

▲今度は上下逆さま

もし、フライトシュミレーションの機会があったらこの逆さま飛行やってみてください。戻った時一瞬どっちが海で空はどっちは分からなくなりますよ。海の上のマジック

15495機アルカトラズ - 1.jpeg

最後はアルカトラズ島から広がる。アルカトラズ島は、第3の要塞(FORT)でしたので、敬意を表して、また繁栄の広がりの意味も込めてあっという間の1時間です。

来年用・フリートウィークの楽しみ方

楽しみ方2ピア39 - 1.jpeg

さて、毎年10月の初め(来年は10月3日〜10日予定)に開催されるフリートウィーク。楽しむためのポイントを幾つかご紹介

*メイン会場マリーナグリーン辺り

オフィシャルな観客席で、軍艦パレード・航空ショーなど特等席で見学できます()

マリーナグリーン付近、フォートメイソン、アクアティックパーク辺りもおすすめ

*いっそ遠くから

サンフランシスコ湾上、クルーズ船、アルカトラズ島に上陸して、マリーナグリーンのもうちょっと北側クリッシーフィールド、いっそトレジャーアイランドまで行ってみる

*フィッシャーマンズワーフを移動しながら

フィッシャーマンズワーフを中心に色々動き回りながら楽しむ。ピア39は湾を眺めながら食事もできるのでうまく時間が合えば航空ショー見ながら食事ができるかも

楽しみ方1 - 1.jpeg

次は、知っておいて損はないフリートウィークTip

*車で来ちゃダメ→フィッシャーマンズワーフ海沿いを中心に車両規制があります。またイタリアンヘリテージのパレードも開催されるため、とにかく公共交通機関を利用してください!ウーバーも無理

*必要に応じて、日差し対策(サングラス・日焼け止めなど)、ジャケット持参、防寒具(帽子、手袋など小物便利)何と言っても海沿いなので風は冷たくとにかく寒いです。

昔々、そうとは知らずに航空ショーの直ぐ後、フィッシャーマンズワーフに行ったことがありました。1ブロック(400mほど)を1時間近くかけたことがありました。それ以来歩いてでも車を使うことはしません。毎年ちょっとずつ攻略してきたフリートウィーク、来年用のお役に立てていただければと思います。

Fleet Week:https://fleetweeksf.org

Air Show:https://event.attendstar.com/event/show/san-francisco-fleet-week-2021/

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。