ワクチンパスポート提示開始の日、歩いてみました(ワクパス初日)
▲カストロの交差点
先日の記事の続きになりますが(話はこちら)
8月20日(金)午前0時01分から、飲食店、クラブ、ジム、室内イベントで、ワクチン接種カード(ワクチンパスポート以下"ワクパス")の提示が必須となりました。木曜日の夜から日にちをまたいでバーにいた人に聞けば、その夜は提示を求めらなかったとの事でした。金曜日、実際どうなっているかバーや飲食店が多いカストロ地区にいってみました。
この日も山火事の影響で朝からどんよりしていました。
フォトIDも必要
▲入り口の表示
ユニオンスクエアなども各レストラン、バー、クラブ前には、手書きや綺麗にデザインされたモノ様々ですが表示がありました。
▲入り口で提示
レストランでは出迎えた方、サーバーの方が確認、クラブでは、入り口のバウンサーが、IDチェックと並行して確認していました。週末と言うこともあって二人体制で入り口にいました。
*バウンサー(Bouncer):人気のクラブの入り口にいるセキュリティ係。年齢を確認して未成年を店内に入れないよう、泥酔者やちょっと危険だなと思う人を見極めて、注意を促す、お店の安全を守ってくれる人です。やっぱりガッチリ系が多く、元警官や地域によってはお巡りさんのパートタイムジョブになっていたりします。
▲慌ててカードを取り出す
実は、そんな法律が始まってる事を知らない人もいました。サンフランシスコに住んでる人さえ知らないのですから、他所の町、他の州からやってきた人は慌ててお財布から取り出し、それをじーっと待つお店の方。また、ワクパスには写真がないので、本人確認の為"フォトID提示"です。
どこかの表示には、"カード提示"か"陰性証明書提示"とありましたが、まだカードを持っておらずイベントの予約していた方への特別措置のようですので、ご注意くださいね。
▲アウトドアダイニング
様々な理由でワクチパスを持っていない方がいますが、幸いアウトドアダイニングは、引き続き可能です。
▲携帯にインストール
飲食店に勤務している人達が、インストールしていたのが、ワクパスをスキャンする専用アプリ"スマート・ヘルスカード・バリファイアー(Smart Health Card Verifier)"でした。
施行初日は、うまくスキャンできなくてお店のスタッフ同士スキャンしあったり、どれどれ私もやってみようとお客さん同士でもスキャンし合う妙に和気藹々な雰囲気にもなりました。ワクチン完了していても気を緩めてはいけませんが、みんなワクチン完了している安心感もあるかもしれません。
法律施行初日でしたが、今後適応範囲が広がっていくのか?他の自治体もそうなっていくのか?サンフランシスコや近郊の様子は、折に触れお知らせしていきますね。
サンフランシスコ市ワクチン証明書提示について(サイト)
拙記事8/19:サンフランシスコ市ワクチンパスポート提示(こちら)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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