アルカトラズ島に行こう!事前に知っておくと安心な事いろいろ

公開日 : 2021年07月01日
最終更新 :
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▲ピア33エントランス

6月15日ほぼ通常になって以降、たちまち3週間先まで売り切れのアルカトラズ島です。運よく最後の一枚が買えたので、夏場のアルカトラズ島の様子を見てきました(びっくりしたのが、購入した瞬間に本当に"Sold Out"表示がでた)乗船人数は、コロナ前の人数フルの350人...再開時は150人だったことを思うと沢山の人が乗船しています。

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▲乗船中

予約から乗船までの間、幾つか変わった事がありました。先ず、アルカトラズ運行会社のロゴが変わりました。なので予約の際、本当にこのサイトでいいかと心配になりました。予約システム方法は、ツアー日、時間と基本は変わりませんが、確認メールも刷新、非接触のQRコードチケットをスクリーンショットしておくのを推奨しています。旅先だと万が一もありペーパーで持参でも大丈夫ですよ。ピア33の入り口あったナショナルパークのロゴ付き柱が消えました。バイソンマークのサインの下で記念写真撮る人多かったのに、ちょっと残念です。

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▲アガベトレイル周辺

船上からポツポツ白く見えるのは、ウエスタンガル(Western gull/アメリカ大背黒カモメ)。カリフォルニア州には4種類のカモメが生息してるそうですが、サンフランシスコ周辺では最もよく見られている種類が

ウエスタンガルです。

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▲下船

前回(3月)はなかったパークレンジャーの挨拶も復活していました。アルカトラズ島内の諸注意などをユーモアを交えて説明してくれます。コロナ関連の諸注意は、ソーシャルディタンスの必要はなくなりましたが、マメな消毒、手洗い、ピア33からフェリー内外、島内は基本マスクは着用です。アルカトラズ島に行く際は持参してくださいね。

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▲RQコード

この桟橋で、念の為やっておいた方がいいのが、島内のパネルでの案内があり、そのQRコードをダウンロードしておく事です。ダウンロードする場所はいろんな所にありますから、混んでて無理というときは他でダウンロードすればいいです。このQRコードでの案内は、セルハウスツアーの案内も含まれます。

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▲近づきすぎ?

今の時期は、なんといってもカモメの赤ちゃんがいっぱいいます。このように、道端で巣を作り、子育て中のカモメのためにロープを張って注意を促しています。親鳥の鳴き方より高音でピューピューと鳴く声が可愛くてたまりません。

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▲声はすれども保護色

瓦礫の色との保護色?になっています。上の写真には何羽のカモメの赤ちゃんがいるでしょう^ ^?

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▲特別展

"アメリカンインディアン占領"から50年が経ち、一昨年から特別展『Red Power展』を開催していましたが、足掛け3年続いていました。いよいよ最終月となるようです。今まで入ることができなかったティピ(Tipi/円錐形テント)にも入れるようになってました。ティピの中は想像以上に広く、大人がたっても大丈夫でした。

非常に機能的で小さく折り畳んで持ち運びができる為、アメリカの軍の屋外演習でも使われています。

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▲Aブロック

いよいよ、アドミニストレーションビルの脇からセルハウスに入るのですが、オーディオを借りるまでの通りが、コロナ前には見ることのできなかったAブロックです。ここは軍の刑務所時代に使われていたのですが、連邦刑務所になってからはほとんど使われていなかっらので、ほぼオリジナル。ここは是非みておいて欲しいところです。

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▲オーディオ

Aブロックの突き当たり、以前床屋さんだった所でオーディオを借りるのですが、

①自分のスマホを使って、ダウンロードしたQRコードで聞く

②借りる。

人の使ったものはちょっと心配という方もいらっしゃるので、自分のスマホで聞いてまわりたい方は、この場でもダウンロードできます。私は写真を撮りたいので借りました。(バッテリー消費も心配)もちろんしっかり消毒されていますから安心してくださいね。

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▲ツアースタート

元看守さんの挨拶からセルハウスオーディオツアーが始まります。

写真のように自分のスマホで回っている方もいます

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▲最も混んでる独房

オーディオツアーは、一般の独房、懲罰室、食堂を(日本語だと)声優さんがナレーションしてくれて臨場感あふれる話っぷりで、とても楽しい。前回から刑務所内外の補修工事は終わっていないので、一部工事用シートが被っていますが、逆に今まで見学できなかったと場所にも行け、リアルな元刑務所を見ることもできます。見学者が最も集まり、写真を撮る監房が、#138、#150、#152です。1962年6月11日にいなくなった3人の独房です。

ここで皆さん写真を撮って食堂に行き、ツアーは終了で、ギフトショップを通り屋外へ出ます

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▲ペルシャ絨毯

灯台の脇の道に、ペルシャ絨毯(Persian Carpet)と呼ぶ斜面。以前は濃ピンク色のアイスプラントだったのですが、別のピンク色のお花になっていました。

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▲海鳥のサンクチュアリー

この日、黒い鵜(青ノド姫鵜)の数は4000羽、巣の数2500。

ウミバト90羽(巣44)カモメ2000羽(巣980)ボードに記入されていました。

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▲数えてます

こうして、生物学者さん達が日々観察しています。声をかけるなんてとてもできませんが、野生動物のリサーチをしてる風景はやはり国立公園。湾内にナショナルパークがあるサンフランシスコです。

最新のアルカトラズ島の情報は、視察ごとにアップデートしていきますね。

こうして今のサンフランシスコの動きをお伝えする度に思うのですが、

早く安心して旅行ができる日が来ないかと思います。

オリンピックもみんなが安心して、安全にできるように祈ってます。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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