【ブレントウッドのチェリーファーム】さくらんぼ狩り行ってきました

公開日 : 2021年06月18日
最終更新 :
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▲朝6:50

2021年6月16日から週末にかけてベイエリアは、"ヒートウェーブ(Heat Wave/熱波)"で内陸部では100°F(約38℃)以上になってしまいます。20日から夏になりますが、春の最後にとんでもないことになってしまいました。幸い、15日からレストランは全面解禁、公共エリアも制限があるとは言えオープンしてるので、暑さを回避する手段のチョイスがありました。

朝一番でチェエリー収穫体験

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▲訪問したマイクズ・ユー・ピック

チェリーの季節はもう終わりかけですが、なんとかオープンしているファームがあったので暑さ凌ぎで朝一番に行ってきました。サンフランシスコから東へ1時間半ほど。内陸部、ブレントウッド(Brentwood)周辺は、肥沃なサクラメントデルタ地帯で農業がたいへん盛んです。ファーマーズマーケットに出店している農家、特にチェリー農家がたくさんあります。そして収穫体験ができるファームも何件かあります。検索してファームをいくつか記載しました。

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今回訪問したのが、スタッフがすごくフレンドリーだった「マイクズ・ユー・ピック/Mike's U Pick(Webこちら)」です。入園料は無料。特に予約は必要ないのですが、出かける前に、"やっているか必ず確認"してくださいね。内陸部は暑くなるので、午前中のみオープンの場合があります。

果樹園の風が気持ちよく、まだ湿っている草地の畦を歩いて気に入った木を見つけ、いよいよ開始です。遅摘みの"ラパン(Lapin)種"を10lb(1lb≒453g)収穫し、$3.50/lbでしたので、$35になりました。

【ブレントウッドのチェリーファーム】

◆Mike's U-Pick:https://www.mikesupick.com

◆Newberry Cherry Farm:https://newberrycherry.com

◆Bloomfield Cherries:https://www.bloomfieldcherries.com(調べた時点で今季終了)

◆Cherry Time:https://www.cherry-time.com

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▲真紅色のラパン種

【チェリーファームでのプチティップ・ちょっとした心得】

*現金:クレジットカードを受け付けるかは確認、お釣りのないようにしてください

*収穫用バケツ持参:ファームによっては用意してくれています

*歩きやすいシューズ:ぬかるみもあるのでガーデニングシューズはいいかも

*日焼け防止対策:午前中だけでも日差しは強いです

*ガーデニング用手袋あるといいです

*ボトル水:ひとり1本持っていた方がいいです

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収穫の後は、ちょうどいいサイズのボックスに入れてくれました。

8時から収穫して、友人宅に配って帰宅して、昼前に帰宅。

鮮度抜群チェリー食・食・食口福な猛暑の1日でした。

~チェリーの種類と特徴~

【ビング(Bing)】

アメリカンチェリー代表格。日本への輸出の90%がこの品種。果皮が濃い赤色なのでダークチェリーとも呼んでいます。1870年代にオレゴン州で開発される。そのときの主任の名前がビングさんからきています。酸味が少なく甘みが強いのが特徴。

【レーニア(Ranier)】

可否は赤から黄色クリーム色のグラジュエーションで日本のさくらんぼ(佐藤錦)に似ています。1952年ワシントン州の農業試験場で生まれる。ビングX バン(Van種)の掛け合わせ。果実の3割くらいは鳥に食べられちゃうので値段が高くなってしまうんだそうです。粒が大きいので食べ応えあり、フレッシュな甘みと爽やかな酸味のバランスはいいです。

【ブロックス(Brocks)】

チェリーのシーズンのトップバッター的品種ビングXレーニアの交配種で、早ければ4月くらいに出回る。

【ラパン(Lapin)】

別名、チェロキー。バンxステラ(カナダの品種)でカナダで開発された品種。王立園芸協会で表彰されています。1983年まで知られることはありませんでした。開発したラパン博士の名前がついています。柔らかい酸味と甘みは強いです。

今年は無理でも来年!

品種によって時期が少し異なるので好きな種類のチェリーの時期に出かけてみてくださいね。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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