6月4日以降に日本に行かれる方へ(入国体験談)

公開日 : 2021年06月08日
最終更新 :
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カリフォルニア州に居住・滞在している方で日本時間6月4日午前0時以降に日本に入国される方は、入国時に検疫所が指定する宿泊施設に3日間待機することを求められました。

外務省の海外安全ホームページ新たな水際対策(こちら)アメリカはカリフォルニア州以外に、14州が該当しています。

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該当する州に居住・滞在されている全ての帰国者、入国者の方は、日本時間6月4日(金)午前0時以降に入国されてから検疫所が確保する宿泊施設に、3日間宿泊し3日後再検査を行い陰性の結果の方は、宿泊施設を引き払い残りの期間を自主隔離となります。

〜領事館から抜粋〜

引き続き、出国前72時間以内の「出国前検査証明」が必要です。また、質問票、誓約書の提出等も必要です。日本入国後の移動は、公共交通機関を使用しないことが求められます。

*検査証明書の提示について(厚生労働省HP

(厚生労働省が指定する検査証明のフォーマットも上記のサイトに掲載されています)

*検査証明の確認について(本邦渡航予定者用Q&A

*日本入国時に必要な検査証明書の要件について(検体、検査方法、検査時間

*「誓約書」の提出(1人1枚必要です

*スマートフォンの携行、必要なアプリの登録(こちら

【厚生労働省新型コロナウイルス感染症電話相談窓口】

海外から:+81-3-3595-2176(月〜金、日本時間09:00〜21:00)

日本国内から:0120-565-653(月〜金、日本時間09:00〜21:00)

*海外から日本に入国する全ての方が対象となる措置全体説明(こちら

*海外から帰国する方向けのQ&A(こちら

6月4日羽田着の方つぶやく...

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私が日本を発つ二日前(6/4)に、日本に到着し指定ホテルの一室で三日間過ごす事になったD氏の体験談を聞く事ができましたので少しご紹介します。私の入国時と比べてみたりしてます。

D氏の体験談と感想や気持ちの話、写真撮影は禁止だったので記憶が曖昧な部分もありますが、私で捕捉できる所はしてみました。夏休みで日本に行かれる方の参考になればと思います。

D氏は、航空会社から出発する6月4日から"新たな水際対策が開始される"との一報が入ったそうです。日米の行き来が頻繁なD氏は普段なら即フライト変更をするのですが、今回はPCR検査、所定のフォーマット書類作成の予約をしてあり、時既に遅し!出発の日を迎えた訳です。厚労省のサイトに従い、陰性証明書・誓約書・質問表QR・アプリ(念の為ワクチン接種カード)を用紙しましたが、機内でも紙ペラ(失礼)"健康カード"が渡されました。機内はほぼ貸切で快適だったそうです。

羽田到着、しばらくボーディングブリッジで待機して(私は15分ほど機内待機でした)水際対策の各書類確認場所(Document Confirmation/以下"関所")に向かう事になります。最初の関所で、畿内で渡された健康カードにアメリカ・カリフォルニアと記入するように言われ、搭乗便名も右下に記入。次の関所でまた書類全て確認され、その際、(D氏曰く)隔離対象者用に緑色のプラスティックカードを渡されたそうです(私の入国時はありませんでしたのでどんなものだったのでしょう?)次の関所でも持っている書類話確認され、パスポートと誓約書の確認。次の関所でも書類の確認と、スマホのアプリとバージョンが正しいか、使い方が分かっているか、GPS機能が作動してるか確認。私はここでおトイレに行けましたが、D氏はまだ行けてなかったようです。次の関所でようやくPCR検査、健康カードに自分の検査番号のついたバーコードが貼り付けられ、ようやくPCR検査場、衝立で囲まれたプライバシールームで梅干しの絵を見ながら唾液採取だったそうです。

次の関所でD氏は、日本の携帯電話の番号を聞かれたそうです。

私は聞かれませんでしたので、この点は大きな違いで行かれる方は確認されて下さい。

ようやくD氏は、検査結果のでる待合室に向かうのですが、途中、どこから到着したか?タバコは吸われるか?と聞かれたそうです。ホテルの準備の為ではないかとの見解でした。この後ようやく座る事ができたそうです。他の搭乗地の方と合わせての行動だったようで約40人した。ここで航空会社の制服を着たアテンドの方現れたそうです。利用航空会社/利用したクラスの違いかは分かりませんが、私にはアテンドの方はいませんでした。1時間以上の結果待ちだったそうです(私の時は30分くらい)その後陰性の結果とともにピンク色の小さい紙を渡されました。ピンクの紙までに3時間はかかっていたそうです。

ピンク色の紙 - 1.jpeg

おトイレに行きたいと伝えたところ丁寧に案内してくれたそうですが、おトイレの前にはいろんな方が待っていて一人一人に付き添っているとの事。たまにいなくなる方がいらっしゃるそうです。(私は一人でした)

 今度は別の担当者がピンク色の紙をの確認に来て、しばらくしたら今度はパスポートの確認やってきたそうです。

その後他の便の方と合わせ荷物をまとめてゾロゾロ歩く...途中で一人が転倒して全員その方を待つ事になり、ようやくイミグレーションへ、グループ毎に並んでイミグレ通過。やっとシャバの空気がすえたそうです。

 D氏は到着ロビーに出た途端、動線が一般の人達と同じなのにかなり驚いたそうです。私も両替や宅急便やら用事を済ませタリーズでコーヒー飲みながら迎えを待っていました。他の方と一緒にバスに乗り込み、横浜の指定ホテルへ向かったそうです。

 着陸してからホテルチェックインまで約6時間の出来事。比較するのも心苦しいのですが、私は3時間後には車に乗っていたのでD氏の大変な思いが伝わります。

 D氏は、自分がそれでもラッキーと思ったのは、今回は一人旅だった事、書類やスマホには慣れていた事、履き潰したシューズだった事、食事はベジタリアンとか制限はなく何でも食べれた事、閉所恐怖症ではなかった事で、何とか過ごしているそうです。

 私も同じ事を思いましたが、水際対策の担当者の皆さんは若い方が多く、色んな意味ですごくストレス溜まるんじゃないかなぁと思いました。それでも頑張っている姿は心打たれるものがありました。私たちは国の方針に従っている一旅行者でしかありませんが、果たして自分たちは日本に歓迎されてるのかなぁ?とオリンピックを間近に控え感じた事でした。

以上が、D氏の体験談ですが、山のような書類をもらい、いっぱい関所があって書類に慣れていても何がどれやら???やっぱり"A4クリアファイル"は持っててよかったみたいです^ ^

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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