【アルカトラズ島】セルハウスツアー再開!今までの違いを解説

公開日 : 2021年03月16日
最終更新 :
1108Broadway - 1.jpeg

▲収監された囚人が最初に通るブロードウェー"生まれたままの姿"で通ると言う

3月15日一年ぶりにアルカトラズ島セルハウスツアーが再開しました!

早速、第一便で行ってみました。

早朝からテレビで報道されていた事もあってか、とりあえずピア33にやってきた人達がいました。上先人数150人のチケットはほぼ完売(あと1枚あるけどて言ってましたが)翌日(16日以降)からは、まだ席に余裕がありますが、スプリングブレーク(春休み)を控えツアーに参加されたい場合は、予約はしておいた方がいいでしょう。

色々変わったことがあります!

1016カメラマンの出迎え - 1.jpeg

▲先のり報道陣

10:00パブリックの最初の船がピア33から出発。先乗りしていた報道陣に手を振る乗客。

(TVに出るかなぁ〜)

昨年8月からは、"アウトサイドツアー(8月の記事こちら)(10月の記事こちら)(11月の記事こちら)"で島内を巡るコースで、セルハウス(刑務所)には入れませんでした。アルカトラズ島の桟橋から地図を貰ったり、アプリをダウンロードして回るようになったいました。なんと今度は、『セルハウスツアー』用にアプリをダウンロードするようになっていました。

1034オーディオツアーか要らないか - 1.jpeg

▲セルハウスツアー専用入り口

桟橋から斜度14%のジグザクの坂道を400mほど登ります。これは以前と同じですが、今度はワーデンズハウス(Warden's House)、灯台(Lighthouse)お手洗いの場所まで行きます。建物脇に細い道の脇

『(左⇦) No Entry』・『 Entry with Audio Tour ONLY(右⇨)』

と看板があり矢印で示されています。

セルハウス見学を希望する人だけが建物の中に入るようになりました。

1035プレヤーかアプリか - 1.jpeg

▲プレヤーかアプリか?

細い通路を歩いて建物内に行くと、今度は『Tour Options 』看板が出てきます。

『Tour Player』or『 Mobile App Download(QRコード)』

オーディオツアーで変わった事は、イヤフォン付きプレヤーを借りるか?自分でダウンロードして自分のスマホから聞いて回るか?のチョイスができました。

1037Aブロック新公開1 - 1.jpeg

▲初公開

おそらく初公開のAブロックを通って、展示物を見たりしながらそのまま突き当りまで行きます。

1039プレヤー貸出 - 1.jpeg

▲プレヤー貸出

Aブロックを通過すると、プレヤーの貸し出しの場所に着きます。ここでやってきた人にアプリをダウンロードしたかを聞いていました。スマホを持っていない人、結局ダウンロードできなかった人、海外のスマホでWi-Fi環境にうまくいかなかった場合、プレヤーで回りたい人...必要と言えば貸してくれます。もちろん日本語にセットしてくれます。

1042プレヤー - 1.jpeg

▲プレヤー

こちらがプレヤーです。以前のものと同じですが、消毒されたビニール袋に入って、使い捨てイヤフォンはアダプターを通してセットします。ボリューム調整は、左側にあります。

*自前のスマホで聴いてる人と半分半分くらいでした。イヤフォン持っていない場合は、音声が聞こえちゃうのでお気をつけください。写真を撮ったりするのも考えて借りたほうが簡単かもしれません。

ツアーで回るところの違い

1049懲罰室隔離室 - 1.jpeg

▲懲罰室他

コースは、コロナ前のコースを若干変更になっています。これはセルハウス内の補修工事の関係とソーシャルディスタンスの関係で一方通行になってる事があります。ポイントではスタッフが、見学者が密にならないよう安全確認をしています。

1048工事中とスタッフ - 1.jpeg

▲補習中

所々、補習工事をしているので、レクレーション広場出入り口やシャワー室階段付近は黄色いテープ、白いシートで覆われ、現在広場には出られませんし、コロナ前プレヤーを借りる場所付だったシャワー室は閉まっています。何せこの日が初日なので、見学者の実際の動線の再確認をしていました。不都合な場合は徐々に改善されて行くと思われます。

1059CDストリート - 1.jpeg

▲彩光が美しくなった

以前に比べ、光がセルハウス内多く入り込んでいるようにも感じました。

インスタ映えする刑務所になりました☆

アウトサイドツアー中、建物の屋根、外壁の工事をずっとしてたのですが、天窓のガラスなども少し変えたのかもしれませんね。

1108ブロードウェイ - 1.jpeg

▲刑務所じゃないみたいは彩光

1962年6月に起きた、3人の囚人がいなくなった事件。これは今でも未解決事件としてFBIは追っています。

1104フランクモリス - 1.jpeg

▲フランク・モリス房

ナレーションは同じですが、紹介の仕方が分かりやすく良くなりましたよ。

1107脱走路ユーティリティコリドー - 1.jpeg

▲ユーティリティコリドー

どうやって逃げ出したのかなど、パネルで案内されていますので見てみてくださいね。

1111キッチンビール - 1.jpeg

▲キッチン

そして、ツアーの最後はやはりダイニングとキッチンです。アルカトラズ島刑務所は食事の美味しい刑務所として有名でした。これは、初代所長の"良い食事は良い行いをうむ"理念から、感謝祭にはターキーも出ていたのは、オーディオツアーには紹介されてませんけど、ここで栄養を考え美味しいご飯を作っていたのです。明るくて素敵なキッチン^ ^

これからのアルカトラズ島ツアー

1114返却してギフトショップ - 1.jpeg

▲返却して

キッチンから階段を降りて、プレヤーを返却してギフトショップに続きますが、ここは以前と同じ流れです。

昨年8月に再開された時には人気のセルハウスの中に入れなかった為、期待外れと思った方もいたようでしたが、アルカトラズ島自体はアメリカの軍事史・刑法の歴史を探る上で大変貴重な場所である事は、島内(アウトサイドツアー)を歩いてみると色々気がつきます。これプラス+セルハウスツアーが再開された事によって島の滞在時間は以前(目安は2時間でした)より長くなるかもしれません。現在は人数の規制でフェリー数も制限されていますが、アメリカは、ワクチン接種を7月には完了させたいと言う目標もあり、夏休み、独立記念日(7/4)には、安心して旅行ができるように目指しています。また春休みを前にベイエリアは感染者数が減少傾向にあり、徐々に経済活動の規制も緩められています。そこへアルカトラズ島ツアー再開となり、報道陣の数をみると8月とは明らかに違っていました。

年間1500万人の集客を誇るゴールデンゲート国立レクリエーション地区(GGNRA)その10人に一人が訪れるアルカトラズ島のメインの見どころ刑務所(Cellhouse)が見学できるようになった事はやはり、近い将来また観光客で賑わうフィッシャーマンズワーフ・サンフランシスコが戻ってくるのではないでしょうか(祈)

まだ油断は禁物ですが、ポストコロナへまた少しシフトしました。

【アルカトラズ島・公式チケットサイト】

URL:https://www.alcatrazcruises.com

チケットを買う:https://www.alcatrazcruises.com/tour-options/

フェリー出発時間〜4/16

金〜月:10:00・11:00・12:00・13:00・14:00・15:00

火〜木:14:00・15:00・16:00・17:00

4/16〜

毎日:11:00・12:00・13:00・14:00・15:00

4月16日以降は状況によってフェリーの便数・時間の変更あり

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。