空気質指数AQIとは?火星化したサンフランシスコ5日間の様子

公開日 : 2020年09月15日
最終更新 :
09114マーケット通り - 1.jpeg

▲9月14日朝8頃のマーケット通り

9月9日(水)オレゴン州で発生した山火事も原因で、サンフランシスコ周辺がまるで世紀末、火星みたいになってしまったニュース。日本でもここのところ"連日"取り上げられているようですね。

そんなこともあって連日「オレンジ色世紀末的な風景になっているんですか?」って質問がきてます。

この場をお借りしてここ数日間の空の様子を紹介いたします。

09090915SFOオレンジ - 1.jpeg

▲9月9日

この写真は、9月9日朝9時の様子です。

9日の空気質指数(エアクオリティー/AQI)は、ほぼいつも通りだったのですが、翌日から一気に空気の汚れは上昇していき指数400超えた街もありました。

0910ミッション24th - 1.jpeg

▲9月10日ミッション地区

翌日、若干オレンジ色ですが、空気の汚れが一気に悪くなりました。

あまり聴きなれない空気質指数(Air Quality Index/AQI)について、少しまとめてみました

【空気質指数・AQI(Air Quality Index)】

欧米、アジアの地域で採用されてる大気汚染の指数。

アメリカでは、環境保険庁(EPA)が空気中の、オゾン・PM10/PM2.5・一酸化炭素・二酸化硫黄の数値で算出し指数を作り、大気汚染物質濃度の観測をしています。人口35万人以上の138都市はでは毎日予報と共に発表しています。指数は0〜500の間に6段階に分けています。

*100を超えるかどうかが健康被害の基準*

日本は、光化学スモッグ注意報のような情報発信

【指数別カテゴリーと影響】

0〜50:良い

51〜100:並普通

101〜150:センスティブな人達の健康にはよくない

151〜200:健康に良くない

201〜300:極めて健康に良くない

301〜500:危険

09111039ベイブリッジ - 1.jpeg

▲ベイブリッジアウトバンド

翌々日、金曜日(9/11)は、数値も200前後出てましたが、スモーキーとか言ってましたが、これは霞のようですね。

09111415ベイブリッジ - 1.jpeg

▲フェリープラザからベイブリッジ

金曜日(9/11)の午後は、オレンジ色では無くなり、ただ空気が悪く霞んでる状態。

091140915SFO - 1.jpeg

▲9月14日9:15サンフランシスコ空港

月曜日(9/14)の朝、AQIは200近くで相変わらずですが、オレンジ色からは脱しました。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。