【ユナイテッド航空・ANA】安全と衛生対策ちょっと聞きました

公開日 : 2020年07月18日
最終更新 :
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▲ユナイテッド航空客室内

コロナで移動の制限があっても、飛行機に乗らないといけない状況になったりもします。先日移動でユナイテッド航空を利用したのですが、2時間ほどのフライトも衛生面などで正直少しドキドキしました。実は、先日ユナイテッド航空、ANAの方達から両社の衛生基準などについて聴く機会があり、ちょっと"すごい"と思ったので、ご紹介しますね。

クリーンプラス何と病院よりきれいな空気

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▲出発前の機材

コロナ(Covid-19)の影響で、飛行機の移動を控えている方もいますが、利用する方には、"安心して利用してほしい"全航空会社の思うところだと思いますが、具体的にどうしていると説明は利用者にとってこの上もない安心ですね。

ユナイテッド航空は、安全対策・衛生面について"United Clean Plus"として、表面消毒では全米で最も有名な、地元オークランドの"クロロックス(Clorox)社"とクリーブランドクリニック(オハイオ州)のアドバイスを元に、利用するお客様の安全と衛生面で対策を立てていました。

<搭乗前の利用者の安全>

密を避ける対策として、予約が7割になったら知らせがきます。無料でフライトチェンジやトラベルクレジットが付く。24時間前プリチェックインにはアプリからの通知、また空港チェックインカウンター、搭乗口でも案内されるという事(現在そこまでの予約には至っていない)ボーディングも少人数で、後方座席から前方座席に案内されます。

先月、利用した時の座席は、2席x2席のシート。カップル・グループ以外は2席を一人で利用でした。

<機内の清掃>

アームレストから化粧室、座席モニター、シートベルトetc、私達(利用者)が触るであろう場所は全て消毒。全機出発前に"静電スプレー"で消毒... このスプレー、液体がノズルに通る時に電圧をかけることによりミスト状になり通常の噴霧機以上に細かい面までスプレーできる、超スーパー霧吹き。

公共交通機関ではできる限り窓を開けて運行されていますが、飛行機は無理。先月利用した時、"機内の空調"が最も気になることだったのです。この心配は、医療施設でも使われているフィルター(HEPA)で空気を循環させ99.7%以上の浮遊粒子を除去、3分間で機内全体の空気が入れ替わりこれを1時間に20回行うそうす(医療施設では12回)。私個人として触れる面のサニタイザーは自分でなんとかなるかもしれないが空気の循環は、病院以上のクリーンさで今更安心しました。

みんなの協力あってこそ

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▲SFOチエックポイント

さて、飛行機に乗る際、私達(利用者)へのお願い事が両社からありました。それは"マスクの着用"

両社ともスタッフは、マスク着用、部署によっては手袋・フェイスシールド、クリアカーテンで飛沫防止とお互いの安全確保に努めています。スタッフはハンドサニタイザーを携帯し、常に消毒を心がけているそうです。

そして、できる限りアプリをダウンロードし"タッチレス・チェック・イン"を推奨していました。タッチレスチェックインに不安な方、ご安心ください!空港ではスタッフがとっても親切に教えてくれます(しかも日本語あり)ので、とりあえずアプリをダウンロードしておくといいです。

アメリカ国内線の場合、フライト時間が2時間半を超える場合は、スナックお水などのサービスがありますが、基本的には機内サービスはありません。空港内レストランの営業もまちまち、機内ミール販売も中止なので可能な限り自宅で食事をして欲しいとの事でした。国際線の機内食は通常通り提供されますのでご安心ください。

先月、セキュリティーゲートで自宅用ポンプ付きハンドサニタイザーを持ち込もうとして没収されていた人を見ましたが、長時間のフライトだったりすると100ml以下サイズでは心配です。サニタイザーに関しては12oz(350ml)まで持ち込み可能だそうです。マスクは必須ですので必ず用意してくださいね。

*カリフォルニア州はじめマスク無しで施設内に入れない所があります*

少しの時間でしたが、安全基準について聞くことできて安心しました。

この基準がニュールールとなっていくと安心して利用できます。

ユナイテッド航空クリーンプラス:https://www.united.com/ual/ja/jp/fly/travel/united-cleanplus.html

ANAケアプロミスについて:https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/coronavirus-travel-information/

ANAの対応についての最新情報:https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200501/#anchor003

まだまだ、先行き不透明な状況ですが、1日も早く安心して旅行ができる日が来ますように、また飛行機の移動をせざるを得ない方においては各航空会社さん出来うる限りの安全対策をとっていますが、ご自身でも最低はマスクを持参していただけたらと思います。ハンドサニタイザーはサンフランシスコ空港に関しては至るところにありますが、それでもマイサニタイザーはあるといいです。移動の際はソーシャルディスタンシングなどエチケットとして心掛けると多少なりとも安心して過ごすことができます。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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